ドルトムントが“ヴァーチャル・アジアツアー”を計画！

ボルシア・ドルトムントが“バーチャル・アジアツアー”計画について発表した。

ドルトムントは当初、今夏に中国・東南アジアツアーを予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大により中止が決定。マネージング・ディレクターを務めるカルステン・クラマー氏は「各地域の多くのファンから、困難な状況下でも可能な限りプレーヤーを身近に感じられたら…」という意見をもらったという。

それを受け、ドルトムントは「2020-21シーズンのブンデスリーガ開幕に向けた準備の一環として、上海とシンガポールのオフィスと密接に協力し、ドルトムントからアジアへのデジタルコミュニケーションの強化」を決定。「ドルトムントのヴァーチャル・アジアツアー」と銘打った計画を8月初旬に実施することを決めた。

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このツアーでは、ドルトムントのプレーヤーとのヴァーチャル・ミーティングやトレーニング・セッションのライブストリームが行われ、そこには親善試合も含まれる可能性がある。さらに、ドルトムントのレジェンドやマスコット、アカデミーのロケーションなども新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ実施していく予定だという。

プーマなどドルトムントのスポンサー協力も受ける今回の計画。ドルトムントの国際部門の新規ビジネス責任者を務めるベネディクト・ショルツ氏は以下のように話している。

次の試合

「ファンはライブストリームを通じてチームトレーニングを身近に感じることができます。トレーニングの後には、オンラインでのドルトムントプレーヤーとの交流も予定しています」

「コロナウイルスによって直の交流が妨げられてしまった中、我々は何とか他の機会を模索しました。ヴァーチャル・ツアーはこれらを模索した結果、生み出されたものであります」

「もちろん、直に交流することには敵いませんが、私たちは世界中のファンの方々がクラブにとってどれだけ大事な存在であるかということを今回の計画により示したかったのです。これは非常に重要なことです」

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