20240519 Thiago Silva(C)Getty Images

チアゴ・シウバ、チェルシーに涙の別れ「夢は息子がここでプレーすること。永遠にブルーズだ」

チェルシーDFチアゴ・シウバは、サポーターに向けて別れのメッセージを送った。

2020年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、チェルシーに加入T・シウバ。1年目にはチャンピオンズリーグ制覇にも貢献すると、チームがオーナー交代や成績不振など苦しんでいた中で、4年間にわたって公式戦155試合に出場して牽引し続けた。

そんな39歳のブラジル代表DFは、今季限りでの退団が決定。19日には本拠地スタンフォード・ブリッジでのラストマッチ(vsボーンマス:2-1)にフル出場し、勝利に貢献した。そして試合後の挨拶では、サポーターのチャントに感極まり声を詰まらせながら感謝と別れを告げている。

以下に続く

「みんなに感謝を伝えたい。マリーナ(グラノフスカイア)、フランク・ランパードの2人にも感謝したい。選手やスタッフのみんなにも感謝している。みんなからの応援、信じられない4年間で、作り上げた信じられない思い出をありがとう。僕の夢は、2人の子供たちがいつの日かみんなのためにプレーする姿を見ることなんだ。みんなを愛している。寂しくなるよ。バイバイ」

また、T・シウバは試合後に自身の『X』を更新し、その中で思いを綴った。

「感情に満ちた1日だった。この素晴らしい別れに感謝している。チャンピオンズリーグ制覇による栄光を手にし、難しい時期も過ごした最高のな4年間だった。僕たちは祝い、苦しんだけど、常に一緒で、いつもみんなの揺るぎない応援があった。この偉大なクラブの強みは、クラブを構成するみんなの団結にある」

「僕のここでの時間を忘れられないものにしたチームメイト、コーチ陣、スタッフ、医師、キットマン、クラブで働くみんなに感謝したい。もちろん、僕がここに来た最初の日から応援してくれたブルースのみんなにもだ。残念ながら道は分かれることになる。でも、将来何かの形でクラブを助け続けられることを願っている」

「僕の息子たちは誇りとともにこのユニフォームを着続け、彼らがさらに先にまで行けることができれば良いね。シウバ家はこのクラブとみんなに生涯感謝する。心から感謝している。一度ブルーズになれば、永遠にブルーズだ」

広告