celtic maeda(C)Getty Images

セルティック、宿敵レンジャーズ下し今季2冠達成!前田大然、古橋亨梧ら先発でカップ戦優勝

スコティッシュカップは25日に決勝戦が行われ、セルティックとレンジャーズが対戦した。

今季はスコティッシュ・プレミアシップを制したセルティック。リーグカップは逃したために2シーズン連続の三冠とはならなかったものの、2冠目を目指して宿敵レンジャーズとの決勝戦に挑んだ。今季最終戦となる大一番、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が先発に入り、岩田智輝はベンチに入っている。また、この試合が現役最後となるGKハートもスタメンに名を連ねた。

開始2分で前田がドリブル突破からボックス内に侵入してチャンスを作り、8分にも前田のクロスから古橋と、セルティックは立ち上がりから積極的に前へ出る。20分には旗手のハーフボレーが枠をとらえたが、DFがクリア。24分にも前田のクロスに古橋が頭で合わせ、ボックス内で相手の腕に当たったかとも思われたが、主審はCKを指示している。一方のレンジャーズも20分付近から徐々にチャンスを作り始め、一進一退の攻防が続く。しかしスコアは動かず、スコアレスで前半を折り返す。

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後半序盤は両者ともにチャンスを伺うが、なかなか良い形でシュートまでは持ち込めない時間が続いた。しかし59分、タヴァーニアのCKからシマが膝で押し込み、レンジャーズがネットを揺らす。だがVAレビューの結果、直前にファウルがあったとしてゴールは取り消し。先制点とはならなかった。

ゴールが欲しいセルティックは62分、古橋に代えてイダを投入。ストライカーを交代する。78分には旗手も下げるなど選手交代で状況の打開を図るが、押される展開が続く。

それでも90分、ついにセルティックがゴールをこじ開けた。ベルナルドのミドルシュートをGKバットランドが弾くと、こぼれ球をイダが押し込んだ。これが決勝点となり、セルティックが1-0で勝利。スコティッシュカップ2連覇を達成、今季はリーグ戦と合わせて国内2冠でシーズンを締めくくった。

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