Simon Terodde Schalke 12152023(C)Getty Images

177ゴールでキャリアに幕…ブンデス2部最多得点記録のFWテロッデが今季限りで現役引退

ブンデスリーガ2部で最多ゴール記録を持つシャルケFWシモン・テロッデが今季限りで現役引退する決断を下した。クラブが公式ウェブサイトで発表した。

現在36歳のテロッデは2007-08シーズンにデュイスブルクのトップチームに昇格し、フォルトゥナ・デュッセルドルフ、ケルン、ウニオン・ベルリン、シュトゥットガルト、ハンブルガーSV、そして21年からはシャルケでプレー。1部ではリーグ戦90試合17得点にとどまるも、2部ではリーグ戦310試合177得点を記録し、21ー22シーズンに2部史上最多得点記録を樹立している。

2部で得点王のタイトルを4度獲得したテロッデだが、クラブの発表で「プロサッカー選手として16年間過ごした後、ここから僕にとっての人生の新たな局面が始まる。現役生活に終止符を打つ時が来たと感じた」とコメント。「チームメート、監督、コーチ、スタッフ、従業員、そしてファンのみんなに感謝を告げたい。シャルケ04は僕にとって特別なクラブで、これからもそうあり続ける」と続けた。

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なお、192cmの長身を誇り、センターFWとして活躍してきたテロッデは自身のインスタグラムでもスパイクを脱ぐ決断を発表。その中で「すべての監督やスカッドプランナー、スポーツディレクターに一般的なアドバイスをしたい。センターFW(9番)は信じられないほど重要で、チームメートを良くし、勝敗を決める存在だ! だからそういうプレーヤーを育て、大切にしよう」と組まれた手と笑顔の絵文字を添えながら記している。どのチームにも自身のような“古典的な9番”が必要と感じているようだ。

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