レヴァークーゼンは、チェルシーとリヴァプールが狙っているとされるヨナタン・ターとピエロ・ヒンカピエの2名を1月の移籍市場で売却しないと主張した。
現在27歳のターはハンブルガーSVでプロデビューを飾った後、フォルトゥナ・デュッセルドルフを経由して2015年にレヴァークーゼンへ移籍。今季はシャビ・アロンソ監督の下、最終ラインの一角でスタメンに定着してハイパフォーマンスを披露している。
一方、現在21歳のヒンカピエはエクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェでキャリアをスタートさせた後、アルゼンチンのタジェレスを経由して2021年に加入。今季は途中起用を中心に9試合に出場している。
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そんな2人に対しては、チェルシーやリヴァプールといったプレミアリーグのチームから関心が寄せられているとのこと。ただ、『キッカー』によれば、レヴァークーゼンのマネージングディレクターであるシモン・ロルフェス氏は「(レヴァークーゼンの)全員が残る。冬に選手を手放すことはない」と1月の移籍市場でトッププレーヤーがクラブを去るという考えを否定した。特にターには1800万ユーロ(約28億円)の放出条項があるものの、それは夏にのみ有効だと伝えられている。
ブンデスリーガで首位に立ち、ヨーロッパリーグ(EL)でもグループ首位で決勝トーナメント進出を決定させたレヴァークーゼンにとって、1月に選手を売却しなければならないというプレッシャーはかかっていないようだ。