MILOT RASHICA WERDER BREMEN MARNON BUSCH HEIDENHEIM BUNDESLIGA 02072020Getty Images

ブレーメン、終盤に退場者出すもプレーオフ第1戦はスコアレスドロー…大迫勇也は終盤に交代

現地時間2日、ドイツ・ブンデスリーガは残留と昇格を懸けたプレーオフ第1戦が行われ、大迫勇也の所属するブレーメンは2部のハイデンハイムをホームのヴェーザーシュタディオンに迎えた。

リーグ最終戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた大迫は当然、この大一番でも先発出場。再びチームを救う活躍が期待されたが、ブレーメンは昇格を狙うハイデンハイムを相手に苦戦を強いられる。

ハイデンハイムは格上相手に敵地だからと引いて守るようなことはせず、立ち上がりから積極的にプレスをかけ、ブレーメンの最終ラインにプレッシャーを与える。これでビルドアップの精度が落ちたブレーメンは思うように前線までボールを運ぶことができず、トップ下の位置に入った大迫も前を向いてのプレーを制限されてしまう。

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互いにチャンスを作れない拮抗した展開の中、28分にセットプレーからブレーメンにチャンス。左サイドからのFKを大迫がダイビングヘッドで合わせるも、ゴール左へと外れる。

その後もブレーメンはハイデンハイムのタイトなプレッシングに手を焼き、球際の激しさから34分には大迫がファールを取られてイエローカードが提示される。一瞬の判断の遅れや些細なミスも許されない緊張感のある展開のまま、スコアレスで試合を折り返した。

後半に入ってもブレーメンは前線でボールが収まらず、大迫も下がってボールを受けるものの、ゴールまでの距離が遠く、ボールを散らす役割にとどまってしまう。

一方、キックオフからギア全開で飛ばしていたハイデンハイムは56分、セッサが接触プレーを機に足をつってしまい、ケルシュバウマーとの交代を余儀なくされた。

同時に、ピッチは雷を伴う激しい雨が降り注ぎ、選手たちは急に滑りやすくなったピッチコンディションの変化に対応しなければならなくなる。63分には左サイドからのクロスをゴール前の大迫が足元に収めようとするが、ピッチに足を取られてトラップがずれ、シュートに持ち込むことができない。

ホームで先制点が欲しいブレーメンは65分、フュルクルーグ、バルクフレーデ、クラーセンを下げてバーテルス、グロース、ビッテンコートを投入。3枚替えで膠着状態の打開を図る。

78分、右サイドを突破したバーテルスの折り返しを、ニアサイドの大迫が頭で合わせる。しかし、これは角度を欠き枠を捉えることができない。83分には右CKのこぼれ球をバーテルスが狙い、こぼれ球に大迫が詰めるもGKミュラーがこぼさずにキャッチした。

直後、大迫に代わってザルゲントが投入される。この日の大迫は前線でボールが収まらなかったこともあって持ち味を発揮しきれず、終盤は自らが最前線のポジションに入ったものの、相手守備陣の激しいマークに遭い、ボールを収めることができなかった。

86分には、やや遅れてタックルに行ったモイサンデルに2枚目のイエローカードが提示され、ブレーメンは残り時間を10人で戦うことに。先勝したいブレーメンではあるが、この時間帯で数的不利となれば、このまま無失点で終えることに重きを置くのが得策。ハイデンハイムもさすがに運動量は落ちてきたものの、球際の激しさは変わらず。

終了間際にはGKミュラーのファンブルからブレーメンに決定機が訪れるが、戻った守備陣がカバー。逆にアディショナルタイムには右CKをビーアマンが頭で叩きつけ、ゴール左へとわずかに外れる場面も。結局、最後までゴールは生まれず、スコアレスドローで第1戦を終えた。

ホーム&アウェー方式で行われるプレーオフは、現地時間6日にハイデンハイムで第2戦が予定されている。

■試合結果
ブレーメン 0-0 ハイデンハイム

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