Thiago Motta BolognaGetty Images

ボローニャが指揮官モッタの退任発表…60年ぶりCL出場権獲得にクラブを牽引。新天地はユヴェントスか

ボローニャは、チアゴ・モッタ監督の退任を発表した。

現役時代にバルセロナやインテル、パリ・サンジェルマン、そしてイタリア代表などで活躍したモッタ監督は、引退後にコーチングキャリアに転身。ジェノアやスペツィアを経て、2022年9月よりシニシャ・ミハイロヴィッチ監督の後任としてボローニャを指揮する。

昨シーズンには低迷したチームを立て直して9位フィニッシュを飾ると、今シーズンは序盤から大躍進。セリエA最終節を残してモッタ監督率いるチームは5位以上を確定し、60年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得にクラブを導いた。

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この手腕を受け、今夏に多くのビッグクラブがモッタ監督の招へいに動く可能性が伝えられる中、ボローニャは23日に同指揮官の退任を発表している。公式ウェブサイトの中で「チアゴ・モッタは今朝、ボローニャFCとの契約を更新しないことをクラブに通達した。クラブはチアゴの信じられない働きに感謝を伝え、彼の今後のキャリアでの成功を祈りたい」と伝えた。

また、ジョーイ・サプト会長は「この2年間、私はしっかりと準備された勝利に導けるコーチを知ることになった。素晴らしいプレースタイルを植え付けたし、チャンピオンズリーグ出場権獲得によって彼と選手たち全員はクラブ史に語り継がれることになる。ボローニャに残ってほしかったが、この最高の2年間の彼とスタッフには感謝することしかできない。彼の将来のために(幸運を)祈っている」とコメントした。

なお、今夏にフリーになったモッタ監督の新天地については、現時点ではマッシミリアーノ・アッレグリ監督が解任されたユヴェントスになることが有力視されている。

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