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ソシエダ戦で戦術を変更したアトレティコ、シメオネが明かすその理由「久保建英を無効化したかった。一番決定的な選手だ」

28日のラ・リーガ第37節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのレアル・ソシエダ戦で2-1の勝利を飾ったアトレティコ・マドリー。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、システムを変更してこの一戦に臨んだ理由について、MF久保建英の存在のためと説明している。

普段は3-5-2のシステムを使用するアトレティコだが、この試合ではFWアントワーヌ・グリーズマンを偽9番とする5-4-1を採用。普段は左ウィングバックを定位置とするMFヤニック・カラスコを一列上げ、DFセルヒオ・レギロンを今季初先発させてカラスコの代わりに同ポジションで起用している。このシステムでソシエダのポゼッションフットボールを封じた同チームは、FWアントワーヌ・グリーズマン、DFナウエル・モリーナがゴールを決めて2-1の勝利を飾っている。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたシメオネ監督は、このシステム変更が久保を意識してものだったと明かしている。

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「私たちはラ・レアルの攻撃の道筋をすべて封じようと考えた。レギロンは出場機会に恵まれていなかったが、しかし心構えはあったんだ。最初こそ苦労を強いられたものの、しかし時間が経つに連れて私たちが必要としていたことをしてくれた。つまりは久保を無効化することだ。彼はラ・レアルで最も決定的な選手だったからね」

「私たちはストライカーなしでプレーすることを選択した。選手たちは本当に素晴らしい仕事ぶりを見せてくれたし、チームとして働いてくれたよ」

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