11日のラ・リーガ第36節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのベティス戦に1-0で勝利した。
悲願の優勝を目指すチャンピオンズリーグ(CL)では、ベスト8でRBライプツィヒとの対戦が決定したアトレティコ。しかし、そこで夢を見る前に、来季CLの出場権を獲得するために4位以内でラ・リーガを終えるという目標を達成しなければならない。
来季よりペレグリーニ監督が指揮を執ることが決定しているベティスを迎えたこの一戦、アトレティコは前半にVARにより2度にわたって歓喜を失望に変えられる。まず22分、マルコス・ジョレンテのシュートがDFに跳ね返ったところをアンヘル・コレアが押し込んだが、M・ジョレンテのハンドが取られる。これは明確な判定だったが、疑わしきは12分後に訪れた場面だ。モラタが巧みに最終ラインを抜け出し、ループシュートでネットを揺らしたが、こちらはオフサイドに。判断材料となった映像では、ひじが少し出ていた程度の微妙な判定だった。
アトレティコはその後、トリッピアーが目まいを起こしたためにアリアスを投入。前半をスコアレスで終える。なお2019-20シーズンのラ・リーガで、VARによって1試合で2回ゴールが取り消されたのは、アトレティコが初めてとなった。
後半、アトレティコはベティスの攻勢に苦しむことに。シメオネ監督は55分にサウール、M・ジョレンテ、モラタを下げてジエゴ・コスタ、ビトロ、カラスコを投入する。しかしその直後、エルモーソが後方からのロレンにタックルを仕掛けて、VAR介入の結果一発退場となり数的不利となった。一方のベティスは70分、ウィリアム・カルバーリョとの交代でホアキンをピッチに立たせる。38歳ホアキンはリーガ1部通算550試合出場でラウールと並びフィールドプレーヤーの最多出場選手となった(歴代1位はスビサレッタの622試合)。
VARに泣かされ続けるアトレティコは74分、カラスコのFKからD・コスタがヘディングシュートでネットを揺らす。が、もれることなくこちらもVARの対象に……。D・コスタが頭で叩いがボールが手にも当たっていた疑惑があったとのことだが、これは3度目の正直と言うべきか、ついにゴールとして認められた。D・コスタはラ・リーガ再開後3得点2アシストと、ようやく不調から抜け出した感がある。
数的不利ながら先制に成功したアトレティコは、その後ベティスの猛攻に遭ったものの、自慢の堅守でもって最後までリードを守り切った。連勝の3位アトレティコは勝ち点を63として、残り2節で5位ビジャレアルに暫定で勝ち点9差をつけたために4位以内が確定。ラ・リーガの残り2節では、CLにストレートインできる3位の座を、暫定で勝ち点3差をつけている4位セビージャと争うことになる。
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