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森保監督がレジェンド2人に賛辞…長谷部誠と岡崎慎司は「トップ・オブ・トップでもやれる夢や希望を与えてくれた」

日本代表を率いる森保一監督が、長谷部誠と岡崎慎司に労いの言葉を送った。

長きにわたって日の丸を背負い、世界でも戦い続けたフランクフルトの長谷部とシント=トロイデンの岡崎が今季限りでの現役引退を決断。長谷部はヴォルフスブルクでブンデスリーガ制覇、フランクフルトでヨーロッパリーグ(EL)優勝を、岡崎はレスター・シティでプレミアリーグ制覇を成し遂げるなど、世界のトップリーグで偉大な功績を残した。また日本代表においても、両選手はワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場。長谷部はその間、主将も務めた。

そんな彼らを24日に行われた2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に向けたメンバー発表会見に出席した森保監督が労い。ロシアW杯時にはコーチとして日本代表に帯同していた同監督は、「長谷部については非常に素晴らしい選手だったと思いますし、人としても本当に素晴らしいところをロシアW杯で活動しながら、そしてオフ・ザ・ピッチでコミュニケーションをとらせてもらう中で強く感じています」とプレー面だけでなく、その人間性も称賛した。

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「自分自身を律して極めていくというところ、サッカー選手として世界の中でお手本になるような生活とピッチ上での姿勢を見せてくれたと思いますし、トップ・オブ・トップのクオリティを見せ、日本人に夢を与えてくれた存在だと思います」

「また、彼が選手としてJリーグ、そしてヨーロッパの舞台、日本代表の舞台で見せてくれたことは、日本のサッカーの発展に大きく貢献してくれたと思います」

長谷部は今後フランクフルトで指導者の道に進む意向。森保監督は「大変な現役な生活の中、彼がやってきたことに敬意を表したいと思いますし、今は少し休んでもらいながら、また指導者として日本のサッカーの発展に貢献していただきたいなと思います」と引退後のキャリアにも期待を寄せた。

一方、岡崎に対しては「岡崎に関しても同様なことが言えると思います。彼の持っている貪欲に上手くなりたい、少しでも良いプレーをしたい、どんな形でも点を取る、泥臭くチームに貢献するというようなことなど、いろいろなことをサッカー選手として人として、目標とさせてくれることを示してくれたなと思います」とサッカー選手としての姿勢、プレースタイルを褒め称えた。

「彼にも長谷部同様、夢を見させてもらえたなと。プレミアリーグ優勝という経験を見せてくれて、レスターの中心選手として、日本人でも世界のトップ・オブ・トップでやれるんだという勇気と希望を与えてくれた選手だったと思います。所属クラブで見せてくれたプレーや姿勢、日本代表で築き上げてくれた日本サッカー発展への貢献に改めて感謝を伝えたいと思います」

長谷部同様、引退後は指導者の道に進むことが予想されている岡崎にも「今は少し休んでから指導者として貢献してもらいたいなと思います」と口にした。

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