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約2年半ぶり選出! 鈴木唯人の起用ポジションは? 森保監督「4-2-3-1であれば…」

日本代表を率いる森保一監督が、ブレンビーIFの鈴木唯人について言及した。

日本サッカー協会(JFA)は24日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に向けた招集メンバーを発表。遠藤航や南野拓実、久保建英らが順当に選出された中、デンマークで躍動する鈴木が2022年1月以来に招集メンバーに名を連ねた。

招集理由に関して森保監督は「彼のことはJリーグ、フランスやデンマークでプレーしている時も継続して成長を見させてもらっている中、デンマークで日本とは違ったサッカーの中で、国際試合で力を発揮できる部分を見させてもらっています。彼の良さである得点に絡む攻撃の良さを、局面で激しく戦う中でも発揮できているところを見て招集しました」とコメント。「今の実力でも戦力になってくれると思いますが、さらにこれからの6月の活動で成長してもらうことに期待してします」と更なる成長に期待を寄せた。

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代表デビューに注目が集まる中、今のチームの中でどのように競争に加わっていくか。指揮官は「ブレンビーでやっているプレーを期待したいと思いますし、そこの部分を評価しています」とクラブ同様のプレーを期待する。

また、同選手の起用法についても言及。攻撃的なポジションであればあらゆるポジションでプレーすることが可能な鈴木だが、森保監督は「4-2-3-1であればトップ下、4-1-4-1であればインサイドハーフ、3-4-3であればシャドーのポジション」と現状想定している起用場所を明言。「彼はクラブで3バックシステムのシャドーのポジションをやっていると思うので、そういうところを担ってもらえればと思います。そこは招集させてもらい、トレーニングを通した中で起用も含めて考えていきたいと思います」と締めくくった。

2023年8月に清水エスパルスからブレンビーに加入した鈴木は今シーズン公式戦で31試合11ゴール10アシストを記録。現在ヨーロッパ複数クラブからの関心が伝えられるなど注目度を高めている22歳だが、6月シリーズでのA代表デビューに期待がかかる。

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