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tot_6(C)Getty Images

トッテナム、ファン・デ・フェンの逆転弾でCL出場へ望み! コンパニ率いるバーンリーは1年での降格が決定…

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11日、プレミアリーグは第37節が行われ、トッテナムがバーンリーをホームに迎えた。

来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性がわずかに残っている5位・トッテナム。前節のリヴァプール戦を敗れて今季初の4連敗と絶不調の中ではあるが、引き分け以下で1年での2部降格が決まるヴァンサン・コンパニ監督率いる19位のバーンリーをしっかりと叩きたい一戦だ。

そのトッテナムは今節に向けて前節のリヴァプール戦から先発メンバーを2人変更。エメルソンとロドリゴ・ベンタンクールに代えてオリヴァー・スキップとジェームズ・マディソンを起用した。リシャルリソンが負傷で欠場している。

以下に続く

きっちりと勝利して連敗を4でストップしたいトッテナムだったが、開始早々にピンチ。5分、ウィルソン・オドベールにボックス右への侵攻を許し、クロスをファーサイドのヴィチーニョが頭で合わせる。これが枠を捉えるも、GKグリエルモ・ヴィカーリオが左手一本で弾いて難を逃れた。

対するトッテナムは7分、左サイドからのクロスをファーサイドのブレナン・ジョンソンがフリーで右足ダイレクトで合わせる。しかし、ここはGKアリヤネット・ムリッチに弾かれた。

トッテナムはその後攻勢を強めるも良い形でフィニッシュまで持ち込めないでいると、一瞬の隙を突かれる。25分、サンデル・ベルゲの粘り強い持ち運びで中盤を突破される。右サイドへのスルーパスに反応したヤコブ・ブルン・ラーセンにGKヴィカーリオとの一対一を制された。

欲しかった先制点を相手に与えてしまったトッテナム。それでも32分、ブレナン・ジョンソンとのワンツーでペドロ・ポロが右サイドを打開。そのままボックス右まで持ち込むと、思い切りよく右足を振り抜き、ニアサイドへ豪快に突き刺した。

早めに追いつくことができたトッテナムは34分にもチャンス。GKムリッチのパスを奪ったブレナン・ジョンソンがボックス右に持ち込む。中央にはソン・フンミンが待ち構えていたが、GKムリッチがクロスを予想しているかの態勢に意表を突いてシュートを狙ったが、惜しくも右サイドネットに嫌われた。

引き分けでもCL出場が難しくなるトッテナムは、後半に入って攻撃の手を強めるものの、最後のところでバーンリー守備陣に阻まれてゴールとはならない。59分には左サイドを突破したマディソンがボックス左手前でのキックフェイントでエリア内に侵攻し、GKとの一対一でシュートを放つもGKムリッチの好守の前に追加点とはならない。

2点目が遠いトッテナムは75分に3枚替えを敢行。スキップ、イヴ・ビスマ、デヤン・クルゼフスキに代えてラドゥ・ドラグシン、ベンタンクール、ディン・スカーレットを投入する。

するとトッテナムにビッグチャンス到来。78分、左サイドのソン・フンミンがボックス左に侵攻し、縦への仕掛けからクロスを供給。これがGKとDFの間を通過し、ボールはファーサイドに。ブレナン・ジョンソンが合わたが、ボールはわずかに枠の外。80分にも右サイドのクリスティアン・ロメロのクロスが相手のブロックに遭うも、ボールはエリア中央へ。走り込んだパペ・サールが右足でシュートを放つも、GKヴィカーリオが素早い反応。あと一歩のところで牙城を崩せず。

それでも82分に待望の時。敵陣中央右サイドから真ん中にボールが移ると、左サイドのミッキー・ファン・デ・フェンがボックス手前中央に斜めに走り込む。これを見逃さなかったマディソンがパスを送り、ファン・デ・フェンが右に走りながらも左足で巧みにシュートを放つと、ボールはゴール左に吸い込まれた。

逆転に成功したトッテナムは、降格が迫るバーンリーの攻撃を抑えて2-1で試合をクローズ。連敗を4でストップし、5試合ぶりに勝利を飾ったトッテナムはCL出場へ望みをつないだ。対するバーンリーは1年での2部降格が決定した。

■試合結果

トッテナム 2-1 バーンリー

■得点者

トッテナム:ペドロ・ポロ(32分)、ミッキー・ファン・デ・フェン(82分)

バーンリー:ヤコブ・ブルン・ラーセン(25分)

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