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川崎F、大島復活弾もG大阪と痛み分け…残り5試合で首位との勝ち点差が8に

明治安田生命J1リーグ第29節が19日に行われ、ガンバ大阪と川崎フロンターレがパナソニックスタジアム吹田で対戦した。

G大阪は前節、ホームで北海道コンサドーレ札幌に5-0の快勝を収め、9日のJリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦でも札幌との連戦を制したが、続く13日の第2戦でまさかの敗戦。アウェイゴール差で札幌に及ばず、3年ぶりの決勝進出を逃した。

悪い流れを断ち切りたい川崎F戦では、渡邉や矢島らが先発入り。切り札のマルケル・スサエタはベンチスタートとなり、アデミウソンと宇佐美はベンチ外となった。

以下に続く

一方の川崎FはG大阪とは対照的に、リーグ戦中断期間中に行われたルヴァンカップで鹿島アントラーズを退けて2年ぶりのファイナル進出を決めた。リーグ戦でも直近は湘南ベルマーレに5-0と快勝しており、一時の不調からは脱しつつある。ボランチには大島僚太が久しぶりの先発復帰を果たしている。

試合は開始5分、G大阪がPA手前左から小野瀬が強烈なミドルシュートを放つ。これはクロスバーに阻まれたが、こぼれ球に反応した渡邉がきっちり押し込み、G大阪が先制点を手にした。

1点を失った川崎Fは19分、最終ラインの山村和也とレアンドロ・ダミアンのパス交換がこぼれると、これを拾った登里が強烈なシュートを放つ。しかし、惜しくも枠に入れることができなかった。

さらに川崎Fは25分、右サイドから家長がクロスを送ると、フリーになっていたL・ダミアンがヘディングシュートを放つも、枠を捉えられず。前半は川崎Fの反撃をしっかりと守りきったホーム・G大阪の1点リードで折り返した。

川崎Fは後半頭から守田に代えてU-22日本代表のブラジル遠征から戻ってきたばかりの田中碧を投入する。すると、流れは一気に川崎Fに傾く。51分、車屋の左クロスにL・ダミアンが頭で合わせるが、相手に当たってしまうがボールがゴール前にこぼれる。これに反応した大島が飛び出してきたGK東口を上手くかわす浮き球のシュートを沈めて、川崎Fがついに同点に追いついた。

完全に主導権を握った川崎Fは63分、左サイドから家長が裏へ抜け出した登里へつなぐ。受けた登里がクロスを供給すると、最後はL・ダミアンがボールを収めて、右足シュート。これが決まり川崎Fが逆転に成功した。

しかし、G大阪もその直後に小野瀬の右クロスに倉田が頭で合わせて同点弾を獲得。しかし、ゴールシーンで倉田と登里が接触した影響で2人とも交代を余儀なくされてしまう。G大阪は高江、川崎Fは脇坂を投入した。

川崎Fは74分、家長がPA右から利き足ではない右足でシュートを放つが、惜しくも枠を捉えられず。一方のG大阪も井手口がPA手前から狙うも、決めきれなかった。

結局、互いに決勝点を奪うことができず。試合は2-2のドローで決着。G大阪は残留へ最低限の勝ち点1を獲得した一方で、川崎Fは3連覇へ至上命題であった3ポイントを逃す結果となってしまった。

■試合結果
ガンバ大阪 2-2 川崎フロンターレ

■得点者
G大阪:渡邉千真(5分)倉田秋(65分)
川崎F:大島僚太(51分)レアンドロ・ダミアン(63分)

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