Federico Valverde Real Madrid 2019-20Getty Images

レアル・マドリーでブレイク果たしたバルベルデ「何よりジダンのおかげ。21歳の若造の起用は簡単じゃない」

今季、レアル・マドリーで大きな存在感を放つMFフェデ・バルベルデが、母国ウルグアイ『トゥンネル』とのインタビューに応じ、現在の心境について語っている。

2016年にウルグアイのペニャロールからレアル・マドリーのBチームに加入し、デポルティボへのレンタル移籍などもありながら成長を果たしたバルベルデは、今季ついにブレイク。不調が続いていたレアル・マドリーだが、ジネディーヌ・ジダン監督がバルベルデをレギュラーとして起用するようになると、息を吹き返したように調子を上げ始めた。ジダン監督からボックス・トゥ・ボックスの選手と称されるウルグアイ人MFは、的確なポジショニングからのプレスでボールを摘み取り、迫力ある駆け上がりによって攻撃も勢い付ける。

そんなバルベルデは『トゥンネル』とのインタビューで、そうした成功をつかんだ要因について、次のように語っている。

以下に続く

「この瞬間のために闘ってきた。僕は人生をかけて、今過ごす日々のために努力してきたんだ。自分は100%フットボールのために、フットボールによって生きているんだから」

「最初は苦労を強いられたし、辛かったよ。モドリッチ、カセミロ、ラモス、ベイル、ベンゼマといった選手たちがいるロッカールームに入るのは簡単じゃない。でも今は彼らと面と向かって話すことができる。フットボールで自分の居場所を勝ち取ったんだからね。当然、最初は辛かった。間違いを犯すのが怖くて、ほかの人たちの居場所に敬意を払うようにしていたから。だけど今はこのチームの一員だ。手を差し伸べてくれたのはチームメートにほかならない。彼らはアドバイスなどで助けてくれ、僕に居場所を与えくれたんだよ」

バルベルデはまた、まだ若手と言える年齢の自分に信頼を寄せたジダン監督の存在も強調している。

「誰が鍵を握ったのか? 最初に挙がるのは、ジダンだね。だって、彼がレギュラーとしてプレーする自信を与えてくれたんだ。経験も少ない21歳の若造を、タフな試合でプレーさせることは簡単じゃない。チームがうまくいっていなくて、批判にさらされている状況だったら、なおさらだよ」

「彼からはチームのために尽力し、ボールとともにできることを示せと言われた。練習と同じことをやってみせろ、とね。高いクオリティーでボールを配る、パスを大事に出す……。ジダンにとってはそれが大切なことなんだ。それと前に上がれとも指示を受けているよ。自分が良いミドルシュートを打てるから、枠にボールを蹴れ、とね」

その一方で、自身にとって最適なポジションとしては、右インサイドハーフを挙げている。

「最適なのは右インサイドハーフ。自分たちが8番と言うポジションだ。もっと低い位置で、2ボランチの一角としてプレーした方が快適じゃないかって? マドリーではカセミロの前方で8番としてプレーしている。もっと前に行くことができて、もっとストライカーに近いポジションでね」

「自分はミドルシュートやよりゴールに近づくプレーが得意で、8番のポジションならそうした特徴を生かすことができる。ジダンは、そうしたスペースを僕に与えてくれているんだ。カセミロの6番のポジションだと、少しブレーキがかかってしまうね。だからマドリーでも代表でも、一番好きなポジションは8番だ。マドリーでの初ゴールも、そうした形で生まれた。ジダンは壁パスをしたり、ゴール前に飛び出したりする自由を与えてくれている」

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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