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マンチェスター・Uもスタッフの一時帰休を利用せず…900名以上の給与全補償

マンチェスター・ユナイテッドは、900人を超えるクラブスタッフについて一時帰休を行わないことを発表した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。3月中旬までにリーグ戦が軒並み中断され、再開の見通しが立たない中、各クラブは活動停止に追い込まれ、放映権収入やマッチデー収入が断ち切られ、財政的に苦し状況に追い込まれている。

フットボール界が非常事態に揺れる中、リーガ・エスパニョーラやブンデスリーガ、セリエAの数クラブでは選手のサラリー削減を発表。一方プレミアリーグ勢では、複数のクラブが選手に負担を強いるよりも先に、雇用を維持すれば政府から月給80％を受け取れる補償を利用するため、ノンプレイングスタッフを対象に一時帰休の措置を取った。しかし、この対応には国内から批判が集中している。

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そしてマンチェスター・シティは5日、一時帰休を利用しないことを発表。続いて6日、同じ街に本拠を置くマンチェスター・Uももライバルクラブに続くことを明らかにした。

マンチェスター・Uは6月1日まで、950名のクラブスタッフに通常通り給与を支払うことを発表。ユナイテッドは以前にも、ホームゲームをサポートする予定だった3000人規模のグループに支払うことを保証しており、このコロナ危機の中でも動じない姿勢を示している。