Marcel Schmelzer, Dortmund - Hoffenheim, 06052017Getty Images

ポカール決勝に集中するドルトムント主将、監督退任報道を気にせず「外野の話題は考えない」

日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントの主将DFマルセル・シュメルツァーは、監督と幹部の間の対立報道がチームに影響しないと強調した。ドイツ紙『ヴェルト』のインタビューで、フランクフルトとのDFBポカール決勝に向けて集中力を切らさないことを誓っている。

数週間前にハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)とトーマス・トゥヘル監督の間に確執が生まれていることが判明したドルトムント。これを発端として、ドイツメディアではクラブと2018年までの契約を結んでいる同監督の退任が近づいていると報じられ続けている。

だが、シュメルツァーはチームはそういった報道に動じることはないと考えているようだ。リーグ戦最終節ブレーメン戦直前のウォームアップで筋肉系の負傷を負い、27日の決勝への出場が不安視される左SBだが、次のように語っている。

以下に続く

「僕たちはポカール決勝という絶対的なハイライトに臨むことになる。今シーズンずっと、タイトルを獲得するために働いてきたんだ。そして今、その機会が訪れた。なので、僕たちは外野の話題については考えないよ」

シュメルツァーはこのインタビューで、先月チームが遭ったバス爆破事件も振り返り、「シーズンが終わり、パフォーマンスを出し、勝ち続けるプレッシャーが減れば、すべてがまたこみ上げるだろう」と言及。攻撃の標的となったチームの一員としては、まだ整理できていない部分もあることを明かした。

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