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バロンドール候補マネ、初心忘れずスタッフの雑務を手伝う。過去にボロボロの靴でテストを受けて蔑まれた男

リヴァプールのセネガル代表FWサディオ・マネが見せた振る舞いが称賛されている。

昨シーズンにリヴァプールの14年ぶりとなるチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、今季もここまで公式戦17試合で11得点5アシストを記録するマネ。リオネル・メッシが昨シーズンの最優秀選手の1位に指名するなど、世界屈指の選手としての地位を確立している。

そんなマネだが、今回のインターナショナルマッチウィーク中に見せた行動が称賛されている。あるツイッターユーザーが、セネガル代表チームがバスから降りてくる動画を投稿。荷台から多くのミネラルウォーターを降ろし、運ぼうとしている代表スタッフに対し、バスから降りてきたマネが一声。両手に重そうなミネラルウォーターを抱え、スタジアムに入っていく様子が捉えられていた。

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普段からやっているようなナチュラルな動きだったマネに対し、ユーザーからは「素通りする選手たちの中、マネはちょっと違う人間だ。本当に素晴らしい」、「本当に裕福なのはお金をたくさんもっていることではなく、心が豊かであるということ」、「なんてジェントルマンなんだ」、「人として本当に尊敬できる」などの称賛が相次いだ。

厳しい環境で育ったマネは、15歳の頃に故郷を離れてセネガルの首都ダカールでトライアルを受けた際、ボロボロの靴と短パンで臨んだことも。当時についてマネは過去、以下のように語っている。

「1つだけ絶対に忘れない出来事がある。今となっては笑えるエピソードだけど、僕がトライアルを受けに行ったとき、年上のある男性に『場違いなところに来たな』というような感じで見られた」

「その人は僕に、『テストを受けにきたのか?』と聞いた。僕はそうだと答えた。僕の靴を見て、『その靴はなんだ?』と聞いた。『そんな靴でプレーするのか?』って。僕の靴はボロボロだった。古くて、すり切れていた。それから『それにその短パンは何だ?』とも聞かれた。『ちゃんとしたサッカー用のショーツをもっていないのか』って。僕は『一番いいウェアを着てきたんだ』と言った」

「僕はただ、サッカーをしたかった。自分のプレーを見せたかった。僕がピッチに立つと、その人は明らかに驚いていた。そして、『きみをすぐに連れていく。私のチームでプレーさせる』と言ったんだ」

惜しみない努力の末に自ら道を切り開いてスーパースターとなったマネだが、今でも初心を忘れないその謙虚な姿勢は多くの選手たちの模範となるものだろう。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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