バルセロナは21日にコパ・デル・レイ決勝、セビージャ戦に臨む。前日会見に出席したMFイヴァン・ラキティッチは、古巣セビージャに対して抱える思いを口にしながらも、現所属チームのために全力を尽くすことを誓っている。スペイン『アス』が伝えた。
2010年から2014年までセビージャに在籍し、キャプテンマークも巻いたラキティッチ。同地での生活にも完璧に適応し、セビジスタ(セビージャファン)から愛される存在だった。
しかしながらラキティッチは、今の自分がバルセロナに所属する選手であり、セビージャが打ち破る相手であることを強調する。先には左手親指を骨折したクロアチア代表MFだが、バルセロナのためならば、もう片方の手の骨折も厭わないとした。
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「本当に特別な一戦だ。元チームメートやクラブの人たちとも話をしたばかりだ。自分がセビージャ市民、セビジスタであることを繰り返して言う必要はないだろう。もしコパ決勝の相手がバルサがでなければ、彼らの勝利を望んでいたさ」
「僕はセビージャという町とアイデンティティーをともにしている。でも、僕の一番のクラブはバルセロナなんだよ。彼らのためにもう片方の手も壊さなければならないなら、そうさせてもらう。セビージャの人々は、そのことを理解してくれている」