2017-06-18-yuya-osako-training

ケルンFW大迫勇也の来季展望…ステップアップ願望にも言及で、プレーしたいクラブとは?

ケルンに所属する日本代表のFW大迫勇也が18日、江東区豊洲で催されたアシックスジャパン株式会社主催の「ドリーム CUP」に登場。このイベントで参加者からの質問に応じる場面があり、去就に関する鋭い問いにも丁寧に応じた。その際に「なかなか言えないことだけど」と前置きしながらも口にしたのが、ステップアップ願望だ。

「(どこのクラブに行きたいかと言えば)ドイツで優勝を争えるようなチームですね」

ただ、今すぐというわけではなさそうだ。実際、現在はケルンでの新たな戦いに目を向けているという。イベント終了後の囲み取材で、大迫はこう話している。

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「来シーズンは(ヨーロッパリーグ参戦に伴い)試合数が増えるので、大変なシーズンになると思います。その中で今シーズン以上の結果を出したい。そうなるとアシストの数はそのままに、二桁得点を取らないといけない」

大迫が予想する“大変なシーズン”を前に、ケルンは今、最大の得点源が流出しかねない危機に直面している。シーズン25得点を叩き出したアントニー・モデストの移籍が有力視されているのだ。大迫は去就に揺れる相棒の状況をどう見ているのか。

「モデストが移籍すると、チームにとってマイナスになるとは思いますが、その代わりに新しい選手が来るはずです。僕にとってはそこで点を取れるか。自分が点を取る選手になれば、数字もついてくると思います。守備の負担も減るはずなので」

モデストが退団すれば、よほどの実績を持った後釜が加入しないかぎり、対戦相手の警戒は大迫に集中するはずだ。その難しい状況下で、今シーズン以上の結果を残すようなら――。ドイツの覇権を争うようなビッグクラブへの扉が開けるかもしれない。

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