ケインのマンチェスター・U行きは消滅？トッテナム＆選手自身に国内移籍の意思なし

トッテナムにハリー・ケインをマンチェスター・ユナイテッドに売却する意思はないようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

2014年のトッテナム復帰以降、毎シーズンゴールを量産し、現在では世界を代表するストライカーと評価されるケイン。しかし、トッテナムでは昨シーズンにチャンピオンズリーグ決勝進出を果たすも、依然としてタイトルには手が届いていない。

これを受け、同選手は先日にジェイミー・レドナップ氏とのインタビューで「チームの成長を感じなければここにはいない。チームとしてトロフィーを掲げたい」とステップアップの可能性を否定しなかった。そんなケインに対しては、マンチェスター・Uやレアル・マドリーなどが獲得に興味を持つと報じられている。

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さらに、新型コロナウイルスによるシーズン中断がトッテナムの財政面に大打撃を与え、主力選手の売却を余儀なく可能性も浮上。イギリス『デイリー・メール』は、スタッフを一時帰休にして政府の支援を受ける決定を下し、波紋を広げるダニエル・レヴィ会長がケインのプライスタグを2億ポンド（約270億円）に設定したと報じていた。

しかし、財政面で苦境に立たされようとトッテナムに敵に塩を送る意思はない。同メディアによると、獲得に興味を持つとされるマンチェスター・Uや他のプレミアリーグのライバルにチームのエースを売却する気はないようだ。また、オールド・トラッフォードでのプレーを前向きに考えると報じられた選手自身もイングランド国内に新天地を求める可能性はないと考えられている。