アトレティコ、シメオネ組初期メンバーが続々帰還か…ガビがコーチ陣、そしてフアンフランが強化部門入りへ

【欧州・海外サッカーニュース】大きな成功を手にした褒賞と言うべきか……。シメオネ・アトレティコのレジェンドたちが、次々にクラブ帰還を果たそうとしている。

アトレティコ・マドリーでディエゴ・シメオネ監督とともに成功をつかみ、クラブを離れていった選手たちが、続々と帰還することになりそうだ。

シメオネ監督の指揮官としての帰還から、クラブ最大の黄金期を築き上げているアトレティコ。それに尽力してきたチーム初期の選手たちが、今度はクラブのスタッフとして力を添えることになりそうだ。

先には現アル・サッドMFガビ・フェルナンデスが、今季限りでの退団が決定したヘルマン・ブルゴス助監督の代わりにコーチングスタッフ入りすることが報じられたアトレティコだが、スペイン『マルカ』によれば現サンパウロDFフアンフランが近々、強化部門入りを果たすことになるという。

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2019年に「僕はアトレティコのスポーツディレクター（SD）になりたい。将来的に誰をアトレティコの監督とすべきか、自分はもう分かっているよ」と語っていたフアンフランは、今年12月でサンパウロとの契約が終了する。『マルカ』によると、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOと良好な関係にある同選手は、サンパウロとの契約を終えた後にスパイクを脱ぎ、アンドレア・ベルタSDが率いるアトレティコの強化部門に加わる可能性が高いとのことだ。

シメオネ監督のもとで大きな名声を得た選手たちが、今度は違う役回りでもって、かつて血と汗を流したチームを支える……。なかなかにドラマチックな展開である。

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