ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が、渡独後初となる退場処分を受けている。
ケルンは2日、ブンデスリーガ第14節でシャルケと対戦。大迫は先発出場を果たした。13分にミロ・ヨイッチのパスに抜け出して決定的なシュートを放ったが、相手GKに阻まれると、先制したのはシャルケであった。36分、ギド・ブルグシュタラーがダニエル・カリジューリのプレゼントパスを確実に決めて、先制点を挙げる。
しかし50分、FKからセール・ギラシが押し込んで、同点に追いつく。その後、1点を奪い合って、後半のアディショナルタイムに突入。大迫がボールを持ち出してペナルティエリア左へ入っていく。すると、シャルケDFに倒されてPKをアピールするが、近くで見ていた主審はシミュレーションと判断し、大迫にこの日2枚目のイエローカードを提示した。大迫はブンデスリーガでは初の退場となっている。
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なお、試合はこのまま2-2で終了。ケルンは好調シャルケを相手にアウェーで勝ち点を獲得したものの、依然としてリーグ戦で勝ち星はなく、最下位に沈んでいる。