明治安田J1リーグでは18日、第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪が行われた。
3連敗中の8位・C大阪が、前節9試合ぶりの黒星を喫した10位・福岡をホームに迎えた一戦。福岡はシャハブ・ザヘディや紺野和也、前寛之ら、C大阪はルーカス・フェルナンデスやレオ・セアラ、奥埜博亮らを先発起用した。
試合は9分にC大阪が先制。FKの流れからヴィトール・ブエノが放ったシュートをゴール前のL・セアラがトラップして反転、右足でネットを揺らす。
さらに29分、C大阪ボールの右CKでキッカーのL・フェルナンデスが中央に蹴り込む。田中駿汰が頭で合わせてリードを広げた。
2点差とされた福岡は後半スタート時にドウグラス・グローリに代えて井上聖也を送り出すがC大阪から主導権を奪い返せず。53分にはボックス中央のL・フェルナンデスが左足でシュートを浴びせたがGK村上昌謙に阻まれる。
劣勢が続く福岡は61分に大きな痛手を負うことに。61分のクロスに対する競り合いの中でザヘディのファウルがあったとしてイエローカードが提示。この日2枚目の警告により、今季ここまで6ゴールを記録していた得点源が退場となる。福岡は直後、佐藤凌我に代えてウェリントンを送り出す。
そして、数的不利の福岡が反撃弾を浴びせることはなく、終了間際にはこの日がJ1通算100試合目となっていた為田大貴が自らのシュートのこぼれ球を頭で押し込んで古巣弾。0-3で試合終了を迎え、福岡が連敗を喫した一方、C大阪は連敗を「3」でストップさせ、7試合ぶりの白星を飾っている。