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昨季躍進の磐田、名波監督5季目で目標はトップ5【J1戦力分析:ジュビロ磐田編】

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■開幕予想スタメン

2018-02-21-iwata

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■スピーディなスタイルでトップ5入りへ

ジュビロ磐田の黄金期を築いた元日本代表MFの名波浩監督が就任して5季目。チームは一歩ずつ、着実に成長を遂げ、J2で戦った2シーズンやJ1最終節で残留を決めた2016年を経て、昨季は6位と躍進した。名波監督は「新加入選手、スタッフとともにみんなで成長していく。具体的には、トップ5入りを目指す」と明確な目標を掲げる。

昨季まで積み上げてきたスタイルがベースになるが、指揮官は「さらに前に出ていくサッカーをしたい」と進化を目指す。選手には「休まない、休ませない」を合言葉に、ハードワークして動き、味方も敵も動かすスピード感あふれるサッカーを具現化させる。

不動のボランチだった川辺駿のサンフレッチェ広島への復帰に伴い、白羽の矢を立てたのが元日本代表MF田口泰士だ。流通経大柏高から名古屋グランパス入りし、9シーズンを過ごした田口は移籍の決断に時間を要したが、名波監督や服部年宏強化部長の直接交渉が実った。「自分のプレーをよく見てくれていた。(交渉で)いいところも、悪いところも言ってくれた。名波監督の下で新しい挑戦をしたいと思った」。その名波監督が現役時代に背負った番号を継承する新背番号7が新天地での意欲を高める。

ただ、4年かけてつくってきたチームにあって、補強の目玉といえどもすぐにフィットするのは至難の業。スペースに走り込むなど、前への推進力が昨季の磐田ではまった川辺に対し、田口はパスを細かくつなぎながらリズムを作ってから仕掛けるタイプ。中盤の組み合わせによっては、田口が違う役割を求められることもある。

■プレシーズンは苦戦も「のびしろがある」

8日のV・ファーレン長崎との練習試合(45分×4本)は4-5-1で、先発MFは田口、上原力也、中村俊輔、松浦拓弥、山田大記と“巧い”選手をそろえたが、1本目は0-3。名波監督は「飛び出す人、リスク管理する人のバランスが良くなかった」と話した。3-6-1で臨んだ11日の湘南ベルマーレ戦(45分×4本)は田口、ムサエフ、小川大貴、中村、アダイウトン、宮崎智彦とバラエティーに富んだメンバーで臨み、時間が経過するたびに迫力ある攻撃を仕掛けたが、2本目まで0-1と得点は生まれなかった。

とはいえ、名波監督は「前回よりいい守備から、いい攻撃ができた」と連係面の進歩を口にした。中村が「自分も昨年チームになじんだのは、開幕から4試合くらいが過ぎたあたりだと思う。川又(堅碁)は夏過ぎだった。今の時期は疲れもあるし、無理なプレーをするのが大事。連動してない分、のびしろがあるのかな」と長崎戦を踏まえて戦った湘南ベルマーレ戦での収穫を口にする一方、「結局、このチームはちょこまかしたパスで崩すチームじゃないかも」とも付け加えた。

■堅固な守備陣に加わった新戦力

昨季J1最少の34試合30失点と、1試合平均1失点以下に抑えた守備陣は健在だ。システムは昨季同様に3-4-3、4-5-1の併用となるが、GKカミンスキーやDF大井健太郎、高橋祥平、森下俊らの経験値は高い。サイドバックはチーム主将に就任した右の櫻内渚に、左には新加入のブラジル人ギレルメが開幕スタメンに名乗りを挙げる。「以前、横浜F・マリノスにいたドゥトラのような選手をリクエストしていた」と名波監督が言うように、迫力のある突破から上げるクロスは精度が高い。ボールスピードが速く、ニアに合わせるシーンも増えそうだ。守備意識も高く、「犠牲心を持って、自分を迎え入れてくれたジュビロのために最善を尽くす」と5日に30歳となったギレルメがチームのためにと意欲的に話す。

名波監督は2トップ導入など、さらにシステムを増やすことも検討していたが、開幕後まで封印することを決めた。ただ、好調な選手の特長によっては、シーズン中に新たに試す必要性に迫られるかもしれない。キャンプ中の練習試合でMF山本康裕、MF荒木大吾、FW小川航基と昨季から長いリハビリを続けていた3選手が復帰。とくに小川航は実戦5試合4得点(2PK)と結果を出した。「開幕は間に合わないと思う。そう思って取り組んでいる。ここまで長いリハビリをやってきたし、最後までしっかりやって復帰したい」と小川航ははやる気持ちをあえて抑えるが、「動き出しやポジショニングはケガ前に近づいているし、なによりシュートに力みがない」と名波監督の評価が高まっている。

長崎戦では筑波大出身で即戦力ルーキーの呼び声が高かったFW中野誠也が右肩を負傷。開幕戦の出場が絶望的となっただけに、小川航が前倒しで公式戦復帰する可能性も出てきた。針谷岳晃、藤川虎太朗ら若手も練習試合で結果を残し、キャンプ中のアピールに成功した。「昨年できなかったスタートダッシュが鍵」と話す指揮官は、どんな顔ぶれで昨季の王者・川崎フロンターレに挑むのか。就任以来、こんなにもうれしい悩みを抱えたことはない。

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