2020-10-13-wataru-endo(C)Getty Images

遠藤航が示す群を抜いた安定感…第4節消化時点の平均点ランキングで最高評価のボランチ

シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航は、ドイツ誌『キッカー』による評価がまたも高かった。同誌でのGKを含めた全選手の平均点ランキングでは現在6位タイにランクインしている。

昇格組シュトゥットガルトは17日に行われたブンデスリーガ第4節ではアウェーでヘルタ・ベルリンと対戦し、DFマーク=オリヴァー・ケンプフとMFゴンサロ・カストロの得点により2-0で勝利。ボランチの位置でフル出場した遠藤だが、『キッカー』の採点ではカストロ(「2」)に次ぐ、ケンプフと並んで「2.5」と2位タイの評価となった。

遠藤は、これで先週と同じ「2.5」の平均点をキープ。開幕節フライブルク戦(2-3)こそは及第点の「3」をつけられた同選手だが、第2節マインツ戦(4-1)では「2」、第3節レヴァークーゼン戦(1-1)では「2.5」とそれぞれ高評価を維持。そして、ヘルタ戦後の同誌の平均点ランキングでは7位タイから6位タイに浮上している。

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リーグ戦の半数以上にそれぞれ30分以上出場した選手が対象となるこのランキングの首位を走るのは現時点6得点を挙げ平均点が「1.5」のホッフェンハイムFWアンドレイ・クラマリッチ。2試合に出場のウニオン・ベルリンDFニコ・シュロッターベックが平均点「2」で2位、バイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レヴァンドフスキ(「2.13」)が3位となり、4位にはRBライプツィヒのエミル・フォルスベリ(「2.25」)、5位にはレヴァークーゼンのDFエドモンド・タプソバ(「2.38」)と続いた。

一方、ボルシア・ドルトムントFWアーリング・ハーランドやバイエルンDFニクラス・ジューレ、ライプツィヒのDFマルセル・ハルステンベルクやダヨ・ウパメカノらと上位クラブでプレーする代表選手たちと6位に並んだ遠藤は、トップテンでは唯一の守備的MF。第4節消化時点とシーズンがまだスタートしたばかりとはいえ、今シーズンは初めてブンデスリーガ1部に挑戦する日本代表MFは『キッカー』で早くも最も高い評価を得ているボランチとして、抜群な安定感を示している。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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