U-23日本代表は現地時間3日、AFC U-23アジアカップ カタール2024決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦した。
準決勝でU-23イラク代表に2-0で勝利してパリ五輪出場を決めた日本。決勝では4大会ぶり2度目のアジア制覇を目指す決勝では、U-23インドネシア代表に2-0で競り勝ったウズベキスタンと相まみえた。
序盤からウズベキスタンの素早い寄せに苦しみ、前半は決定機を作れず。後半に入っても主導権を握られた展開となったが、後半アディショナルタイム1分に途中出場の山田楓喜が先制ゴールを奪取。その後、ハンドによるPKを献上するものの、GK小久保玲央ブライアンがこれを止めて、1点を守り切った日本がアジア制覇を成し遂げた。
今大会で主将を務め、大会のMVPにも輝いた藤田譲瑠チマは「率直に嬉しいでいっぱいです」と喜びつつ、大会を振り返っている。
「自分自身も自チームで苦しい時期を過ごした中でも呼んでもらった期間があったので感謝をしたいですし、本当にチームが良くなったなという気持ちもあるので、このままレベルアップをしてオリンピックに向かっていければいいなと思います」
「MVPなんですけど、これもまあチームとして受け取った感じなので、自分だけとは思わずにチームのみんなに感謝したいです」
「(同じ東京ヴェルディユース出身の中島翔哉がもらった賞と聞き)えーーーー!(笑)翔哉くん、優勝した時にMVPをもらったんですね。知らなかったです。日本が唯一2回目の優勝だというのも初めて知ったので、嬉しいです」
アジア王者と五輪出場という目標を達成した日本。藤田は五輪への意気込みを聞かれ、次のように気を吐いた。
「オリンピックもこういう短い期間での試合が続くと思うので、人数はもっと減ってしまいますけど、チームとしていろんな選手が出ながらいい準備ができればいいなと」
「全勝目指して、優勝を目指してやるだけですし、そういった中で準備期間があるのでみんなで積み上げていきたいなと思います」