ドルトムントとマルコ・ロイスの2023-24シーズンはエモーショナルな最後を迎えることになるかもしれない。
ドルトムントは7日、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでパリ・サンジェルマンと対戦。集中した守備で強力な攻撃陣を無失点に抑えると、後半にCKからマッツ・フンメルスがゴールを挙げる。この1点を守りきり、1-0と勝利し、合計スコア2-0で2013年以来の決勝進出を決めた。今季限りでのドルトムント退団を発表したロイスは「10年以上の時を経て、再びボルシアで決勝の舞台に立てた」と喜びを語る。
下部組織出身のロイスはボルシアMGなどを経て2012年にドルトムントへと復帰。加入1年目から中心選手として活躍し、チャンピオンズリーグ決勝へとたどり着いた。しかし、当時ユップ・ハインケス率いるバイエルンに1-2と敗れ、悲願のタイトル獲得はならず。それから11年が経過し、ラストシーズンで自身2度目のチャンピオンズリーグファイナルを迎えることとなった。そして、決勝の地は11年前と同じ“サッカーの聖地”ウェンブリー・スタジアムとなる。
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準決勝のもう一方はバイエルンとレアル・マドリーが激突。ロイスとドルトムントにとってリベンジとなるバイエルンとの対戦が実現するのかにも注目が集まるところだ。