Di Bello Lazio Milan Serie AGetty

3選手退場でミランに敗戦…ラツィオ会長が激怒「すべての限界を超えた」。担当主審は1カ月活動停止か

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、ミラン戦後に判定への怒りをあらわにした。

1日のセリエA第27節で、ラツィオはホームでミランと対戦。チャンスを作るも得点に結びつかないラツィオは、57分にルカ・ペッレグリーニが2枚目の警告で退場となり、数的不利に。88分にノア・オカフォーにゴールを許すと、後半アディショナルタイムにはアダム・マルシッチとマテオ・ゲンドゥージが退場処分に。8人で試合を終えることになったラツィオは、ミランに0-1で敗れた。

この試合の判定は、現地でも物議を醸すことに。ペッレグリーニの退場シーンでは、ゲンドゥージが顔を抑えて倒れたことでプレーを止めようとしたが、主審が笛を吹かず。そしてクリスチャン・プリシッチにボールを奪われ、手を使って倒したために2度目のイエローカードが提示されている。退場となったペッレグリーニは、ミランに対してSNS上で「スポーツマンらしくない」と非難していたが、会長も判定に激怒しているようだ。

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ラツィオのロティート会長は『DAZN』で、3選手に退場を命じたマルコ・ディ・ベロ主審に矛先を向け「残念なレフェリング、システムの信頼性の欠如。私たちはすべての限界を超えてしまった」と話し、怒りを続けた。

「私はディ・ベロについて何も知らないし、彼がどこの出身かなんてこともわからないが、今日は彼のレフェリングを目の当たりにした。このようなことが続く限り、リーグには状況を精査するための第三者機関がなくてはならない。このような試合の評価を実施するための責任機関は、間違いなくなくてはならないんだ」

「信頼性が欠如している。残念な状況に終止符を打つために第三者機関が必要だ。フットボールはスポーツの価値に関するものだが、今日のこの試合は完全にその価値を失っていた。後悔とともにではなく、今日起きたこととともに、この敗戦について私は話をしているんだ」

なお、試合をコントロールできず、後半にラツィオの3選手に退場を命じたディ・ベロ主審の判定には多くの疑問の声が上がっていた。そして現地メディアでは、同主審には1カ月の活動停止処分が科されると報じられている。

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