明治安田J1リーグでは19日、第15節の柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌が行われた。
今季2度目の連勝を目指す柏が、初連勝を懸けた札幌をホームに迎えた一戦。柏は細谷真大やマテウス・サヴィオ、小屋松知哉ら、札幌はキム・ゴンヒや青木亮太、荒野拓馬らを先発起用した。
試合は20分のセットプレーで動く。柏ボールの右CKでキッカーのM・サヴィオがニアに蹴り込むと細谷が頭でファーへ流す。今度は犬飼智也が頭で再び折り返したボールに最後は戸嶋祥郎が頭で合わせて先制点を奪取する。
その後も一進一退の攻防を続けるが互いに多くのチャンスは作れず。柏がリードを保ったまま後半を迎えたが、後半早々に札幌が反撃。47分、左サイドに侵攻した青木がクロスを供給するとジエゴに当たったボールがこぼれる。反応した駒井善成が右足で押し込んで同点に追いついた。
ボールを保持しながら逆転を目指していく札幌は79分、右CKからボックス中央の岡村大八がシュートを放ったが枠を捉えず。互いに選手を入れ替えながら打開を図るがなかなか次の1点は生まれない。
それでも後半AT、ボックス手前右でボールを持った途中出場の鵜木郁哉がクロスを供給。ジエゴが頭で合わせて勝ち越し弾を決め切った。
試合は2-1で柏が再びリードしたところで終了。この結果、消化試合数の一つ少ない柏が今季2度目の連勝を飾って暫定10位に浮上した一方、札幌は2試合ぶりの黒星を喫して19位のままとなっている。