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「恥だ」バイエルンがCL準決勝で敗退…デ・リフトは判定に激怒!「審判に謝られた」「レアルがいつも審判を従えているとは言いたくないけど…」

今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は7日と8日に準決勝セカンドレグが開催され、ドルトムントはパリ・サンジェルマン(PSG)、バイエルン・ミュンヘンはレアル・マドリーと対戦した。

7日に行われたドルトムント対PSGは、マッツ・フンメルスが奪った1点のリードを守りきったドルトムントが合計スコア2-0で2013年以来の決勝進出を決めている。

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そして8日にはレアル・マドリーとバイエルンが2-2の状況からセカンドレグへ。バイエルンが後半にジョナサン・ディヴィスのゴールで先行するも、後半終盤にホセルが2ゴールを奪って一気に逆転。4-3でレアル・マドリーが勝利した。

敗戦となったバイエルンは2011-12シーズン以降初めて、タイトル獲得のないシーズンに。試合後のインタビューに応じたマタイス・デ・リフトは、判定に対して怒りを顕に。強い口調で誤審があったことを主張した。

「ラインズマンに言われたんだ。『申し訳ない。私はミスを犯した』ってね。ルールはみんな知っていると思う。オフサイドの判定が明確でなければ、プレーを続けなければならない!これがルールなんだ!恥ずべきことだよ」

「ホセルのゴールもほとんどオフサイドだったのに、彼らはプレーを続けた。どうして僕ら側にならないんだ?」

「レアル・マドリーがいつも審判を従えているとは言いたくないけど、今日はそれが違いを生んだ。レアルは、死んだと思ったとき、息を吹き返す...だから、チャンピオンズリーグを14回も制覇しているんだ」

また『DAZN』には「今夜は(サッカーの残酷さを)目の当たりにしたと思う」としつつ、決勝目前で敗れた悔しさを口にした。

「90分間、しっかりとしたパフォーマンスを見せられたと思う。非常に成熟し、コンパクトで、よく守った。何かを生み出すビッグチャンスもあったが、そこがひとつ足りなかったかもしれない。エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで、レアル・マドリーを相手にあのようなプレーを長く続けるのはいいことだ。だけど、レアル・マドリーを相手に試合を手放してしまうのはとても残念だ」

そして、デ・リフトは「ノイアーのミスを指摘するのは簡単だが、前半のヴィニシウス・ジュニオールのクロスをセーブしたシーンも、ワールドクラスのセーブだった。後半のセーブも同様だ」と同点弾を献上した場面えファンブルしたノイアーを擁護し、「そういうこともある。それもサッカーの一部だ。不運としか言いようがない」と敗戦を認めている。

決勝はドルトムント対レアル・マドリーという対戦カードに。注目のファイナルは6月1日、イギリスのウェンブリー・スタジアムで行われる。

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