Roberto De Zerbi Brighton 04032024(C)Getty Images

バイエルン、デ・ゼルビやアッレグリの就任の可能性を否定…エーバル取締役が明言

バイエルン・ミュンヘンは今季限りでブライトンを去ることになったロベルト・デ・ゼルビ監督や先日ユヴェントスで解任されたマッシミリアーノ・アッレグリ監督の招へいに動かないようだ。マックス・エーバル取締役が明言した。

2月にトーマス・トゥヘル監督が今季限りでの退任が決定のバイエルンは、これまでシャビ・アロンソやユリアン・ナーゲルスマン、ラルフ・ラングニックらと数々の監督たちと接触が報じられるもいずれも就任につながらず。さらにトゥヘル監督はクラブと続投の可能性について話し合い、最終的に折り合いがつかなかったことを17日の試合前日会見で明かしていた。

バイエルンで監督探しを担当するエーバル取締役はその翌日、最終節ホッフェンハイム戦前の『スカイ』のインタビューでトゥヘル監督との話し合いに関しては認めるも、合意に至らなかった理由については「それは内部の話。すべてのシナリオについて話し、合意に達しなかった」と語るにとどめた。

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一方、エーバル取締役は試合後に『ZDF』ではデ・ゼルビ監督やアッレグリ監督の招へいの可能性もないことを示唆。レポーターに「新監督はイタリア人だと予想したとしたら、貴方はそれを強く否定するか?」と問われた際には「イエス」と返答。さらに「イタリア人はなし?デ・ゼルビもアッレグリもない?」と聞き返されると、「質問され、私は答えた」と返した。

これを受け、ドイツ紙『ビルト』はこれでバイエルンは昨年3月にトッテナムを去ったアントニオ・コンテ氏に動く可能性も消滅したことを指摘している。以前、新監督の言語能力の重要性を強調していたエーバル取締役だが、来季から誰がバイエルンを率いることになるのだろうか。

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