20231128_Marinos1(C)Getty images

横浜F・マリノス、仁川に敗戦でACLグループ通過に暗雲…2失点からエウベル反撃弾も追いつけず

横浜F・マリノスは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループG第5節で仁川ユナイテッド(韓国)と対戦した。

互いに国内リーグから中3日で迎えたアジアでの一戦。グループGでは勝ち点9で横浜FMと山東泰山(中国)が並び、仁川が勝ち点6でそれを追う状況での負けられない試合となった。横浜FMは水沼宏太や植中朝日、西村拓真らを先発起用している。

試合は11分という早いタイミングで動きを見せる。仁川のカウンターからキム・ボソプがドリブルでボックス左へ侵攻して中央に折り返し。チョン・ソンフンが合わせたシュートはGK一森純が弾いたもののこぼれ球をホン・シフに押し込まれる。

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そのまま試合を折り返した横浜FMは後半に入っても1点を奪うことができず、64分には3枚替え。水沼と植中、西村に代えてヤン・マテウスとアンデルソン・ロペス、ナム・テヒを投入した。

しかし67分、右サイドでボールを持ったキム・ボソプがグラウンダーのクロスを供給。反応したエルナンデス・ロドリゲスにネットを揺らされた。オフサイドの可能性があるとしてVARオンリーレビューが行われたものの得点は覆らない。

それでも83分、右CKの流れからニアでエドゥアルドがフリック。ファーで待ち構えていたエウベルが頭で押し込んで1点を返す。

試合は結局、横浜FMが追いつくことはないまま試合が終了。横浜FMは12月13日の最終節にて山東と対戦するが、順位決定は勝ち点の次に当該間成績が参照される。仁川に2敗を喫したうえで勝ち点9で並ばれたことで、グループ首位通過を果たすためには最終節で山東に勝ったうえで他会場の結果を待たなければならない。

■試合結果
仁川ユナイテッド 2-1 横浜F・マリノス

■得点者
仁川:ホン・シフ(11分)、エルナンデス・ロドリゲス(67分)
横浜FM:エウベル(83分)

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