2017-12-18-nishino(C)Goal

「W杯出場の感動が消えかかっている」JFA西野技術委員長が2018年の日本代表に期待することは?

JFA(日本サッカー協会)は、日本代表の今後の強化スケジュールを発表した。西野朗技術委員長は、2018年の日本代表の目標を語った。

6/14(木)に開幕するロシア・ワールドカップを約半年後に控える日本代表。世界の頂点を目指す戦いへ向け、3月のインターナショナル・マッチウィークには大会前最後の欧州遠征へ臨むことを発表した。そして、大会前2週間前の5/30(水)には最後の国内強化試合であるキリンチャレンジカップに臨み、ロシアの地へ出発することになる。

西野委員長は、先日行われたEAFF E-1サッカー選手権決勝大会や11月の欧州遠征の結果によって、W杯出場を決めた感動が薄れてしまったとコメントした。

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「8月31日に感動的なW杯出場を決めることができました。苦しいなかで勝ち上がることができて、日本サッカー界全体が盛り上がりました。その後はキリンチャレンジカップなどテストを繰り返してきましたが、先日の東アジア大会で良い結果を見せることができず、8月31日のインパクトが消えかけてしまっています」

そして「代表が世界を躍動することができるという年にしなければならない」と2018年の意気込みを語り、3月の欧州遠征の意義を説いている。

「代表が世界を躍動することができるという年にしなければいけません。A代表は東アジア大会が終わって、来年の3月まで集合する機会がない状況です。日本の選手の強化と海外組の強化が必要です。日本ではオフシーズンに入り、海外組はこれから佳境に入っていくなかで、3月のヨーロッパ遠征でコンディションをあわせ、6月に向かっていく準備をしなければならないでしょう」

テストマッチの相手は、まだ最終調整の段階であるという。日本代表のこれまでのW杯最高成績は、2010年大会のベスト16。ロシアの地で、最高成績を更新し、世界に日本代表の力を示すことができるだろうか。

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