U-24日本代表の堂安律は、完勝したU-24ガーナ代表戦を振り返った。
5日に行われた国際親善試合で日本はガーナと対戦。この試合でスタートからプレーした堂安は、16分に先制点をマークし、後半にはアシストを記録するなどの活躍を見せて、6-0の完勝に貢献した。
試合後、堂安は揃って先発出場した吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ（OA）枠の選手たちとピッチに立ったことについて「A代表とあまり景色が変わらないので、すごくやりやすくプレーできました」と話し、賛辞を送った。
「後ろにあの3人がいることで、前の選手がすごくのびのびプレーさせてもらえました。派手な選手ではないのに、あんなにも存在感があるということは、彼らのすごさを改めて肌で感じました。試合前も試合後も声掛けのところで存在感がすごいので、素晴らしいオーバーエイジだと改めて思いました」
6ゴール完勝の口火を切った自身の先制弾を「軽い気持ちで打ったんですけど、それが功を奏し、フィーリングもすごく良かったので、よく決められたと思います」と自画自賛した同選手だが、それ以上にチーム4点目となる相馬勇紀へのアシストにより満足感を得られたようだ。
「ゴールよりもあのアシストのほうが嬉しかったです。チームとしてのコンセプトがはまりました。麻也君のボールが完璧すぎで、タイミング、質、パススピード、走っているところの僕の足元に来た感覚だったので、後ろから真ん中、真ん中から前線につなげた良いコネクトだったと思います」
また、注目される久保建英との連携についても言及。「彼の良さもわかっていて、彼も僕の良さをわかっているので、お互いに引き出し合いながらやろうと意識してピッチに立ちました。引っ張っていかなくてはいけない2人が最初に点を取れたということで、チームは勢いに乗りやすく、他の選手も点を取れたので、前線の選手としてはすごく自信の付いた試合になったと思います」と振り返った。
