20220618_Sato(C)AFC

U-21日本代表、佐藤や藤尾弾などオーストラリアに3発完勝! パリ五輪予選に向け大きな3位フィニッシュ

AFC U-23アジアカップ・ウズベキスタン2022では、3位決定戦のU-21日本代表vsU-23オーストラリア代表が18日に行われた。

準決勝で開催国U-21ウズベキスタン代表に0-2で敗れた日本と、U-23サウジアラビア代表に0-2で敗れたオーストラリアによる一戦。勝って大会を締めくくるための重要な一戦となった。

日本は出場停止明けの三戸舜介や中島大嘉、松木玖生、山本理仁らを先発起用。オーストラリア側のフィジカル能力に苦しむことになるかに思われた試合だったが、日本は幸先よく先制する。

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7分、左サイドからのクロスが跳ね返されたところで佐藤恵允がこぼれ球を拾う。素早い切り返しでオーストラリアDFを翻弄して思い切りよく左足を振り抜くと、強烈なシュートがバーに跳ね返りながらネットを揺らした。

20分にもボックス手前右でボールを持った松木が左足で強烈なシュートを放ったがGKニコラス・ビロカピッチがセーブ。23分にも三戸が鋭いドリブルから左足で強烈なシュートを繰り出したが、今度はバーに嫌われた。

すると39分、日本の右CKから山本が左足で速いクロスを蹴り込む。中央の密集地帯をすり抜けたボールがカイ・トレウィンの足下に当たり、ゴールに吸い込まれてオウンゴールとなる。

折り返して迎えた後半、日本は57分に中島に代えて藤尾翔太を送り出す。そのまま優勢を保つ64分、投入されたばかりの藤尾が早速結果を出した。

大きな展開から右サイドでボールを受けた半田陸がドリブルでボックス手前まで侵攻してスルーパス。ボックス右に抜け出した松木が中央に折り返すと藤尾が右足でチームの3点目を決め切った。

このまま無失点を保ちたい日本は69分に二枚替え。山本と松木に代えて藤田譲瑠チマと鈴木唯人を起用して中盤の圧力を保つ。そして、オーストラリアに大きなチャンスを作らせないまま試合を終えた。

勝利した日本は3位で今大会を終えたことにより、2年後のパリ五輪予選を兼ねた次回大会におけるポット1(第1シードグループ)入りの優位を得ることに。有終の美を飾るだけでなく、実りの多い結果を手にすることに成功した。

■試合結果
U-21日本代表 3-0 U-23オーストラリア代表

■得点者
日本:佐藤恵允(7分)、オウンゴール(39分)、藤尾翔太(64分)
オーストラリア:なし

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