20210930 harry Kane Son Heung-minGetty Images

UEFA3大会で史上3人目のハット達成!ケイン「マッチボールを飾るスペースはまだ残っている」

トッテナムのハリー・ケインは、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ初勝利を喜んだ。

30日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグのグループG第2節で、トッテナムはホームでNSムラと対戦。開始早々から2ゴールを奪ったトッテナムは、1点差に迫られた59分にケインを投入。同選手は68分からの19分間でハットトリックを達成し、5-1の勝利に大きく貢献した。

ケインはこれで、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパ・カンファレンスリーグの3大会でハットトリックを達成した初めての選手に。また、欧州サッカー連盟(UEFA)主催の異なる3大会で1試合3ゴール以上を挙げたのは、ユップ・ハインケスとゲルト・ミュラー(いずれもヨーロピアンカップ、UEFAカップ、カップ・ウィナーズ・カップ)以来、3人目の快挙となる。

以下に続く

イングランド代表ストライカーは試合後、『UEFA.com』で「僕たちは本当に良い形でスタートできた。でも、試合の中盤に少しばかり見失っていた。試合の流れが変わってしまったから、失点にはがっかりした。でも、上手く流れを引き戻せたし、終盤には3ゴールを追加できた」と振り返り、ハットトリックについても言及した。

「時々ボールが目の前に転がってきてたくさんのゴールを奪えることもあれば、キーパーがたくさんのファインセーブを見せたり、枠に飛ばせなかったりすることだってある。これは本当にわずかな差だ。でも、僕はいつだって自分自身の能力に自信を持っているし、次のチャンスに懸けるためにプレーしている」

「すべての大会で勝利することは大切だ。もちろん、グループ最初の試合でドローに終わったから、今夜ホームサポーターの前で勝てたことは大きい。まだまだ先は長いけど、このようなパフォーマンスでゴールを決め続ければ、前に進もうとするチームを助けられる」

続けてイギリス『BTスポーツ』に対しては、「今日はプレー時間を得ることになるとは予想していなかった。でも、放ったシュートがゴールネットを揺らす時はいつだって最高の気分だ」と言及。また「(ハットトリックの際に渡される)試合球を置く場所がもうないのでは?」と問われ、「スペースはまだまだ十分にある。今シーズンももう何回かできればいいね」と冗談を交えながら応えていた。

広告