Andrea-Belotti(C)Getty Images

【動画】 「物凄いスポーツマンシップだ!」「比類なき寛大さ」トリノ主将ベロッティ、相手のカード取り消しのため主審を説得。判定覆る

トリノの主将を務めるイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの姿勢が称賛されている。

トリノは、6日に行われたセリエA第21節でアタランタとのアウェー戦を迎えた。この試合、21分までに3点のビハインドを背負ったトリノ。33分には、バイタルエリアで仕掛けたベロッティがクリスティアン・ロメロと接触したかどうかというところで倒れると、主審がファウルと判定。ロメロにはイエローカードが提示された。

しかし、ベロッティは倒れた直後にすぐさま指を振ってノーファウルをアピール。それでも主審は当初の判定通りにファウルとし、トリノにとっての好位置からFKを始めようとした。そのため、ベロッティは話をして主審を説得。ドロップボールとしてもらって、相手GKにボールを蹴って渡した。

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そして、ロメロのイエローカードも取り消しに。ロメロはベロッティに感謝するようにタッチでコミュニケーションを取った。

0-3の中で自然に見せたベロッティのこの行動に対し、多くのメディアも反応。『SPORTbible』は、「アンドレア・ベロッティが物凄いスポーツマンシップを示した。審判にイエローカード取り消しを求め、フリーキックのチャンスを諦めた。比類なき寛大さだ。0-3だったのにもかかわらず。その事実はこの行動をさらに印象的なものとした」と称賛。『ESPN』も、「このような行動を見れるのは素晴らしいことだ」と紹介した。

なお、トリノは42分にベロッティの今季11ゴール目となるPK弾で反撃の狼煙をあげると、その後に2ゴールを加点。0-3ビハインドからトリノが追いついた試合について、『SPORTbible』は「注目に値するカムバック。そして、ベロッティが見せたスポーツの素晴らしい瞬間はそれと同様に印象的なものだった」と締めくくった。

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