ローマのレジェンドのフランチェスコ・トッティ氏が26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣に見解を示した。
下部組織から現役引退までローマ一筋を貫いたレジェンドのトッティ氏。26日、元イタリア代表指揮官マルチェロ・リッピ氏のドキュメンタリーフィルムのイベントに出席した際、自身の元同僚ダニエレ・デ・ロッシ率いる新生ローマについて語った。
デ・ロッシは、セリエA初挑戦ながらもここまでリーグ戦6試合で5勝1敗と好成績を収めており、ヨーロッパリーグにおいてもプレーオフでPK戦の末にフェイエノールトを下してラウンド16進出をつかみ取り、ブライトンとの対戦が決まった。
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トッティ氏は、ローマ指揮官について「彼はトリゴリアや環境に関する知識があり、ローマの伝統の刻印を押した。地に足をつけて正しいスタートを切った。この調子を維持できるよう願っているよ」と述べ、エールを送った。
また、26日のトリノ戦でPKを含む3得点を挙げ、ユヴェントス時代の2018年4月のベネヴェント戦以来となるトリプレッタ(ハットトリック)を記録したパウロ・ディバラに賛辞を贈った。
「ディバラはカンピオーネ(王者)であり、フェノーメノ(怪物)だ。パウロがローマで初めてハットトリックを決めたことをうれしく思っている。これから彼自身やローマにとってさらに重要なハットトリックを見られることを期待しているよ」