東京五輪女子サッカー・グループステージ最終節が行われ、チリ代表と日本代表(なでしこジャパン)が対戦した。
逆転での決勝トーナメント進出には勝利が必要ななでしこジャパン。一方で、首位通過の可能性はなくなっており、2位もしくは3位での決勝トーナメント進出を狙う。岩渕真奈が先発に復帰し、長谷川唯や熊谷紗希らがスタメンに入った。
開始2分で岩渕、菅澤優衣香がシュートを放ち、ゴールへの積極性を見せていったなでしこジャパン。10分には右サイドの清水梨紗のクロスから危険な場面を作り出す。17分には、清水の斜めのパスに杉田妃和が抜け出して左足でシュートを放つも、GKの足に阻まれて先制点は生まれない。
21分、岩渕が杉田の絶妙なスルーパスにラインブレイク。しかし左足のシュートはDFにブロックされてゴールへと飛ばない。
前半は10本以上のシュートを飛ばしたなでしこだが、ネットを揺らすには至らず。スコアレスで後半へと折り返した。