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【高校サッカー選手権決勝】岡山学芸館が初優勝! 全国3883校の頂点に…岡山県勢初制覇

第101回全国高校サッカー選手権大会決勝の岡山学芸館(岡山)vs東山(京都)が9日に国立競技場で開催され、3-1で勝利した岡山学芸館が初優勝を成し遂げた。

県勢初制覇を狙う岡山学芸館と京都府勢として55大会ぶりの優勝を狙う東山が激突。初めて決勝に進出した両校の対戦は25分に岡山学芸館が動かす。右サイドを抜け出した今井拓人がボックス右で折り返し。これが相手オウンゴールを誘い、岡山学芸館が先手を取る。

ハーフタイムにかけては攻勢を強めた東山が主導権を掌握。すると、前半終了間際の44分に追いつく。左サイドからの折り返しにペナルティアーク左の真田蓮司がダイレクトシュート。ゴール右上のバー下に当たったボールがネットに収まり、東山が1-1とする。

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迎えた後半、岡山学芸館は52分に勝ち越しに成功する。左サイドから送られたクロスに正面の木村匡吾がヘッド。完璧なタイミングで合わせたヘディングシュートをゴール左に叩きこみ、岡山学芸館が再びリードを手にする。

終盤にかけては東山がリスクを冒して同点弾を狙う。74分には左サイドからのセンタリングに阪田澪哉が合わせる。だが、このヘディングシュートはバーに弾かれてゴールとはならない。

すると、84分に岡山学芸館が東山を突き放す。右サイドからのロングスローがゴール正面左まで流れると、これを木村匡吾がボレー。ゴール右にシュートを流し込み、優勝を手繰り寄せる3点目を奪った。

その後、岡山学芸館はそのまま逃げ切りに成功。3-1の勝利で全国3883校の頂点に立つとともに、岡山県勢としても選手権初制覇を達成した。

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