iniesta (C)Getty Images

イニエスタが大粒の涙「ここは我が家。日本のファン全ての人に感謝」。神戸最終戦後の退団セレモニーで感謝の言葉

MFアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸でのラストマッチ後に感謝の言葉を残した。

明治安田生命J1リーグ第19節、ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌が1日にノエビアスタジアム神戸で開催。2018年夏から約5年を過ごした神戸でのラストマッチを迎えたイニエスタは今シーズン初先発を飾った。要所でテクニックを見せたイニエスタは57分までプレーし、万雷の拍手とともにピッチを後にし、神戸でのラストマッチを終えた。

1-1で終えた試合後、退団セレモニーでイニエスタは目に光るものを流しながら、「5年前にヴィッセル神戸に来た時は、この旅がこれほど美しく感動的なものになるとは想像できなかったです。大切な思い出を持ち帰ります。ここに来て、1日目から示してくれた愛情とリスペクト、その気持ちが私たちにとって大きかったです。個人として、そして家族を代表して感謝を伝えます」と口にし、以下のように続けた。

以下に続く

「自分の家を離れ、遠く離れたところで我が家と感じることができるのは難しいものですが、ここではそれができました。それも、皆さんのおかげです。本当に感謝しています。皆さんは私たちの人生の一部分です。2018年に来たときは、このクラブをより大きなものにすると約束しましたが、それができたと感じていますし、ピッチの内外で最大限出すことを常に努めてきました。このチームに感じてきた誇りと同じくらいの誇りを自分に感じてくれたことを願っています」

「最後の数カ月は自分と関係者にとって苦しい時期でもありました。キャリアを終える中で、ピッチでプレーしながら引退したいと思い、その気持ちに従って次の一歩を進むことにしました。ここに来たときよりも選手として、人として大きく成長できたと感じています。チームメイトや元チームメイト、スタッフ、素晴らしいファンの皆さん、Jリーグと日本のファンの全ての人に感謝します。皆さんのおかげで成長し続けることができました」

「最後に、ファンの皆さんにはここまでやってきたとおりチームを支えてほしいです。後半戦も皆さんの支えが必要です。皆さんと共により力強く、自分も離れたところからですがチームに力を送りたいです。お別れを言う日がきましたが、さようならという言葉は好きじゃない。また会いましょう。私たちは日本に戻ってきますし、ここは我が家のようなところです。アリガトウゴザイマシタ」

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