20220625_Kawasaki3 (C)Kenichi Arai

遠藤のキックから伊藤が土壇場同点弾! 川崎フロンターレ、ジュビロ磐田とドローで首位との勝ち点差広がる

明治安田生命J1リーグでは25日、第18節の川崎フロンターレvsジュビロ磐田が行われた。

2位・鹿島アントラーズと勝ち点33で並ぶものの得失点差の関係で3位に位置する川崎Fは小林悠やチャナティップ、家長昭博らを先発起用。14位に位置する磐田は杉本健勇や大森晃太郎、遠藤保仁らを送り出して試合を開始した。

川崎Fがボールを持ちながらもなかなか決定機を作ることができない序盤。16分には左CKのショートコーナーから谷口彰悟が頭で合わせたがGK三浦龍輝に阻まれる。

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押し込まれながらもセットされた守備で中央を固める磐田だが、33分にスコアが動く。ピッチ中央付近でボールを持った谷口がボックス右に絶妙な浮き球のパスを供給。抜け出していた山根視来が右足のダイレクトシュートでファーを射抜いた。

折り返して迎えた後半も川崎Fが支配率を高めるがそれほど多くのチャンスは生まれない。55分にはボックス左に抜け出したチャナティップが左足を振り抜いたが右ポストに嫌われる。

磐田が徐々に高い位置で持つようになった61分に川崎Fは最初の交代で遠野大弥に代えてマルシーニョを投入。対する磐田も64分に杉本と鹿沼直生に代えてジャーメイン良と山本康裕を送り出す。

終盤にかけても選手を入れ替えつつ一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。すると85分に再びスコアが動く。右CKから遠藤がニアに蹴り込むと伊藤槙人が身体を投げ出しながら頭で合わせてネットを揺らした。伊藤にとってはこれがJ1初得点となっている。

そのまま試合が終了し、川崎Fは連勝を逃す結果に。勝ち点3を奪うことはできず、首位・横浜F・マリノスとの勝ち点差は「3」に広がっている。

■試合結果
川崎フロンターレ 1-1 ジュビロ磐田

■得点者
川崎F:山根視来(33分)
磐田:伊藤槙人(85分)

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