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浦和レッズ、トンネル抜ける3カ月ぶりJ1勝利! 名古屋グランパスに3発完勝で10試合ぶり白星

明治安田生命J1リーグ第17節の浦和レッズvs名古屋グランパスが18日に埼玉スタジアム2002で開催された。

ここまで勝ち点15で14位の浦和と、同20で10位に位置する名古屋の対戦。試合は序盤の5分に名古屋が決定機を演出する。左サイドのマテウスがグラウンダークロスの折り返しを入れると、これを正面の稲垣祥が合わせる。このシュートが枠を捉えたが、DF岩波拓也のブロックに遭って先制点とはならない。

すると、21分に先制したのは浦和だった。岩尾憲が蹴った左CKに正面のアレクサンダー・ショルツが下がりながらヘディングシュート。これがネットを揺らすと、浦和は続く23分にも岩尾の左CKからスコアを動かす。今後は、ニアサイドに走り込んだ明本考浩がフリックすると、ファーに流れたボールを伊藤敦樹がプッシュ。浦和がCKから2ゴール目を奪取し、リードを2点に広げる。

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さらに勢いづいた浦和は36分に3点目を奪いきる。ボックス左の関根貴大が伊藤敦樹とのワンツーでゴールエリア左へ。完璧に相手の守備を崩すと、最後は冷静なシュートでGK武田洋平の牙城を崩し、3-0とした。

迎えた後半は、名古屋がボールポゼッションを高めて能動的に仕掛ける一方、浦和は無理なくカウンターを狙っていく。

名古屋の長谷川健太監督は51分に仙頭啓矢に代えて内田宅哉を投入。一方、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は大畑歩夢、伊藤敦樹と下げていき、柴戸海、アレックス・シャルクを送り出す。

その後、終盤にかけても名古屋がリスクを冒して前に出たが、浦和も集中を切らずにシャットアウト勝ち。そのまま3-0で完勝した浦和は、3月19日に行われた第5節のジュビロ磐田戦以来となる10試合ぶりの白星を手にした。

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