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浦和レッズがイニエスタ先発のヴィッセル神戸に逆転勝利! PK逸の北海道コンサドーレ札幌はホームでドロー【ルヴァン杯POステージ第1戦】

JリーグYBCルヴァンカップは6日、プレーオフステージ第1戦の2試合が行われた。

浦和レッズをホームのノエビアスタジアム神戸に迎えたヴィッセル神戸は、アンドレス・イニエスタや山口蛍、セルジ・サンペールらを先発起用。浦和は興梠慎三や汰木康也、田中達也らを送り出し、キャスパー・ユンカーはメンバー外となった。

試合は開始早々の3分にセットプレーから動く。神戸ボールの左CKで初瀬亮がクロスを蹴り込むとニアのサンペールが頭でフリック。ドウグラスが右足で押し込んで神戸が先制する。

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先制後も高いテンションでプレーを続ける神戸。浦和は後方から組み立てて攻撃の活路を見出そうとするが、プレスに苦しみなかなかシュートまで持ち込むことができない。

それでも前半AT、ボックス右の田中からの折り返しに伊藤敦樹が反応。右足で合わせて浦和が同点弾を手にする。

さらに71分、山口からのバックパスに対処しようとした菊池流帆が脚を滑らせたところを興梠が見逃さず。一対一を確実に制して逆転に成功する。

試合はそのまま終了し、浦和がアウェーゴール2点を奪ったうえで白星を飾った。神戸は第2戦で最低でも2点以上を奪ったうえでの勝利が求められる。

また、北海道コンサドーレ札幌が横浜F・マリノスをホームに迎えた一戦は、1-1のドローで終了。試合の中では26分に荒野拓馬からのパスを受けた青木亮太がボックス手前左から右足を振り抜く。豪快なシュートを突き刺して札幌が先制点した。

前半終盤にも菅大輝がチアゴ・マルチンスに倒されてPKを獲得した札幌だったが、キッカーの荒野のシュートはGK高丘陽平がセーブ。反対に前半ATにカウンターから仲川輝人がボックス手前右から左足でネットを揺らし、横浜FMが追いつくと後半は動かずそのままのスコアで試合が終了した。

横浜FMがアウェーゴールを奪うやや優位な状態で第1戦を終えた。

なお、浦和vs神戸、横浜FMvs札幌の第2戦は6月13日に開催される。

■ルヴァン杯 POステージ 第1戦
・6月6日(日)
札幌 1-1 横浜FM
神戸 1-2 浦和

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