2022010 japan sugasawa-yuika2022 Asian Football Confederation (AFC)

なでしこジャパン、怒涛のゴールラッシュでタイを撃破!女子W杯9大会連続出場を決め、アジア杯準決勝に進出

 30日、なでしこジャパン(日本女子代表)はAFC女子アジアカップ・インド2022の準々決勝でタイ女子代表と対戦。菅澤優衣香の4得点など7-0の勝利を収め、準決勝進出を決めるとともに、FIFA女子ワールドカップオーストラリア・ニュージーランド2023の出場権を獲得した。日本女子代表はこれで女子W杯全9大会すべてに連続出場することになる。

 日本は3日前の韓国戦から、4人の先発を変更。左サイドバックに宮川麻都、ボランチを隅田凜と長野風花が組んで、今大会初出場となる岩渕真奈が田中美南と2トップを組む。

 日本は序盤からタイ陣内でボールを持ち、何度も攻撃を仕掛けるが、2試合ぶりの先発となった田中美にアクシデント。開始9分に負傷交代し、菅澤優衣香が出場した。変わらず日本は攻撃を仕掛け、15分に隅田が相手選手に倒されてPKを獲得。岩渕がキッカーとなったが、これは相手GKにセーブされた。

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 その後も日本は攻撃を続け、27分に先制点を挙げる。左サイド宮澤ひなたのグラウンダーのクロスに菅澤が合わせて1-0とした。前半アディショナルタイムにも、宮澤が代表初ゴールをマークし、2-0とリードを広げて前半を終えると、後半にゴールラッシュが待っていた。

 48分、宮澤のクロスから菅澤が落として隅田も代表初ゴール。65分には菅澤がペナルティエリア内で倒され、この日2度目のPKを獲得すると、自身でこれを確実に決めて4-0とした。日本はタイの攻撃をほぼシャットアウトして試合を進めると、次にゴールを決めたのは後半頭から入っていた植木理子。75分に小刻みなドリブルシュートから5-0とした。

 日本は攻撃の手を緩めることなく試合を進め、菅澤が80分にミドルシュートを決めてハットトリック。菅澤はその3分後にもゴールを決めて自身4得点、大事なゲームでタイに7-0と圧勝した。

 日本は2月3日の準決勝で、21時から行われる中国とベトナムの勝者と対戦する。

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