Euro 2020 Top 100 Toni KroosGetty Images

元ドイツ代表マテウス氏、EURO早期敗退を受けクロースを批判「もはや代表クラスの選手ではない」

元ドイツ代表のローター・マテウス氏は、トニ・クロースに厳しい言葉を送った。

先のEURO2020でフランス、ポルトガルといった強豪揃う“死の組”グループFを2位で通過したドイツだが、宿敵イングランドに0-2で敗れてラウンド16敗退と早期に大会から姿を消した。ヨアヒム・レーヴ監督の集大成となった大会で不本意な結果に終わったことを受け、批判的な意見が散見する。

ドイツ代表として現役時代に活躍したマテウス氏もその1人で、同氏はドイツ『キッカー』で、大会終了後に長年チームの中心選手としてプレーするも代表引退を発表したクロースについて「クロースはもはや代表クラスの選手ではない。個人的にトニ・クロースに対して何ら敵意はないが、彼のプレースタイルには合意できない」と主張し、自身の考えを続けた。

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「EUROでは、選手自身のスピードだけではなく、ボールのスピードも重要になっていた。確かに、ワンタッチやツータッチのプレーはとても良かったが、パスを送るとき、スペースが増えることはほとんどなく、ペースも失っていた。彼がプレースピードを落としていた」

なお、先日には元バイエルン・ミュンヘン会長のウーリ・ヘーネス氏も、31歳の中盤選手について「現代のフットボールにフィットしていない。相手の守備が整うまで、横パスだけを続けていた」と批判していた。

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