20201113_Miyoshi1(C)Getty images

【前半速報】3バックスタートの日本代表、好機少なくパナマとスコアレスで折り返し

日本代表は13日、国際親善試合でパナマ代表と対戦。試合は0-0で折り返しを迎えている。

10月のオランダ遠征に続き、11月の活動でも欧州のオーストリアに遠征している森保ジャパン。来年3月に予定されているカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選前の最後の活動では、パナマ代表、メキシコ代表との国際親善試合を戦う。

パナマ戦に向けて、前日会見で森保一監督は「2試合を通してより多くの選手たちを起用しながら戦っていきたい」と語っていた森保一監督は、これまであまり試していなかった組み合わせで試合をスタートさせた。

以下に続く

ディフェンスラインは左から板倉滉、吉田麻也、植田直通の3バックでウイングバックに長友佑都と室屋成、中盤センターに柴崎岳と橋本拳人が入った。また、2シャドーに久保建英と三好康児の五輪世代主軸コンビ、1トップに南野拓実を置く3-4-2-1の布陣が採用されている。

試合の最序盤は日本が優位に進行。開始2分で得た右サイドからのFKでキッカーの久保が左脚でクロスを蹴り込むと、GKルイス・メヒアにキャッチされたものの橋本のヘディングシュートが枠に飛ぶ。

主導権を握るまま7分にも最終ラインからのフィードに抜け出した南野がボックス右からシュート。これはパナマDFにブロックされたが、幸先の良い立ち上がりとなる。

それから前半半ばにかけて支配率を高めるパナマを簡単にはアタッキングサードまで入り込ませない日本だったが、12分にはボックス手前中央からガブリエル・トーレスが右足を強振。GK権田修一がはじき出して難を逃れるが、その後もやや遠めからのシュートが積極的に放たれて度々ゴールが脅かされる。

盛り返すパナマに対してシュートまで持ち込む機会が減少する日本。南野を筆頭に前からプレスをかけて幾度か相手陣内でボールを奪うことに成功するが、ショートカウンターではラストパスの精度を欠く。

それでも31分、ダイアゴナルにボックス内に入っていく三好が久保からのパスを受けてシュート。これはオフサイドの判定となったが、連動した動きでひとつの形を作り出す。38分にも久保がボックス手前左から浮き球のパスをボックス内に供給したが、反応した南野はシュートまで持ち込めない。

要所ではゴールに迫るものの、全体的には互いにあまり多くのチャンスを作り出せない展開の前半となり、スコアレスで試合の折り返しを迎えた。

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】

広告