2020-10-08 De Boer NetherlandsGetty Images

初陣黒星のオランダ代表指揮官デ・ブール「満足していない…可能なら勝ちたかった」

オランダ代表初指揮のフランク・デ・ブール監督が、初戦黒星後に試合を振り返った。

オランダ代表は現地時間7日、メキシコとの親善試合を行った。ロナルド・クーマンの後任として代表を率いるデ・ブールはこの試合が代表で初采配となったものの、オランダは60分にラウール・ヒメネスのPKにより1点を失い、0-1で黒星を喫している。

試合後、指揮官デ・ブールはオランダのTVメディア『NOS』のインタビューで「満足していない。だがこういうこともあるだろう」と語っている。

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「0-1というこの結果には満足していないし、可能なら勝ちたかった。もちろんこれは親善試合であり、可能な限りの最強チームで挑んだつもりもなかったが。これは言い訳のように聞こえるかもしれないね」

「オランダが今すべきことは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナとイタリアの試合に集中することだ。UEFAネーションズリーグで上に行くために必要なことを試すうえで、この試合の意味合いは大きかった」

この試合ではAZのオーウェン・ワインダルとトゥーン・コープマイネルスが代表デビューを果たした。その話題については「代表デビューは誰にとっても特別なものだ。ワインダルは少し荒っぽい部分もあったが、よくやったと思う。コープマイネルスは素晴らしい働きだったね」と労いの言葉を贈った。

そしてこの試合ではフレンキー・デ・ヨングがベンチ入りしたものの、最後まで出場機会はなかった。それついては「彼は足を痛めていて、万全ではなかった。そんな中、たとえ短い時間でもピッチに送り出すわけにはいかないよ。本来ならフレンキーは我々にとって、とても重要な選手だけどね。この後も様子を見る必要がある」と温存の理由を説明した。

オランダ代表はこの後、UEFAネーションズリーグの試合で11日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナとのアウェー戦に挑み、14日には敵地でイタリアと戦う。

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