20190824_Baptiste Santamaria_Angers(C)Getty Images

フライブルクが異例の“大型補強“…フランス人MFを以前の最高額の倍以上で獲得と一部報道

フライブルクは17日、リーグ・アンのアンジェから元U-20フランス代表MFバプティスト・サンタマリアを獲得したことを発表した。これまでのクラブレコードを大きく更新する補強とされる。

例年、主力組選手の売却を強いられ、その穴を下部リーグや国外リーグの無名な選手やアカデミー生の若手で埋め合わせていく“育成型クラブ”のフライブルク。今夏にも正守護神のアレクサンダー・シュヴォロウ(ヘルタ・ベルリン)やドイツ代表に呼ばれ始めたFWルーカス・ヴァルトシュミットやDFロベルト・コッホ(リーズ・ユナイテッド)らの移籍を余儀なくされていた。

しかし、ここに来て昨シーズンを8位に終えたフライブルクがついに中盤の即戦力を獲得。近年、補強ポイントと見られていたダブルボランチの1人として、ここ4年間アンジェで149試合に出場し、以前はトッテナムやバーンリー、ビジャレアルやナポリが注目していたと伝えられる25歳のサンタマリアを完全移籍で迎えることになったのだ。

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背番号8を与えられた同選手は新クラブの公式ウェブサイトで「ブンデスリーガではたくさんのフランス人選手が成功を手にし、僕もフライブルクで重要なブンデスリーガプレーヤーになることを望んでいる」とコメント。「このクラブは安定性と野心を体現するクラブだ。ファンたちがとても熱いと聞いており、責任者とも本当によい話ができた。だからここに来れて喜んでいる」と語った。

なお、契約期間など詳細に関しては公表しないことで知られるフライブルクだが、一部のフランスメディアの報道によれば、アンジェに支払われる移籍金はボーナス込みで1500万ユーロ(約18億6000万円)に上るという。ドイツ誌『キッカー』では1000万ユーロ(12億4000万円)弱と伝えられているが、いずれにしてもフライブルクが昨夏にイタリア代表MFヴィンチェンツォ・グリフォの再獲得に投じた700万ユーロ(当時約8億2000万円)を大きく超えるクラブレコードの取引となった。

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