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【開幕直前企画】長谷部誠とウーベ・バイン氏が日本とドイツの友好の架け橋へ。JNTOとフランクフルトが対談動画を公開

今週末にドイツ・ブンデスリーガ2023-24シーズンが開幕する。ブンデスリーガには、欧州主要リーグでは最多の8人の日本人選手が活躍しているが、中でも注目すべきはブンデスリーガ現役最年長であり、現役ラストシーズンと言われている長谷部誠だ。すでにブンデスリーガのレジェンドの一人である長谷部は、選手としての活躍だけでなく、サッカーを通じて、日本とドイツの交流に大きな貢献を果たしている。

日本政府観光局(JNTO)は昨年9月、長谷部の所属するブンデスリーガの強豪フランクフルトと訪日旅行促進に向けたパートナーシップ事業を展開することを発表した。昨年11月にフランクフルトが来日してJリーグ勢と対戦した「ブンデスリーガジャパンツアー2022」を契機に、ドイツの国民的スポーツであるサッカーを活用した訪日旅行プロモーションに取り組んでいる。

これまですでに、元日本代表主将である長谷部とドイツ代表を2014年のワールドカップブラジル大会で優勝に導いたマリオ・ゲッツェの対談動画や、フランクフルトのジャパンツアーの裏側、日本の観光地や食文化・伝統などを紹介する訪日観光動画を制作。ドイツのサッカーメディアを活用して発信してきた。

今回、公開された動画では1994年から97年まで浦和レッズに在籍した元ドイツ代表のウーベ・バイン氏と長谷部が日本の魅力を紹介。日本在住時に日本の虜となったバイン氏は、日本人の親切さや居心地の良さをアピールする。また、日本の様々な地域の文化や伝統、絶景やグルメに関する「バーチャル旅行」と題したクイズ対決で長谷部と交流し、日本の魅力を伝えている。

クイズ対決を受け、長谷部が「僕も日本について知らないことがたくさんあると気づきました。僕にとっても日本は興味深い国。多くのドイツ人に日本を訪れてもらい、日本のことを知ってもらえたら嬉しいです」と語ったように、日本人にとっても新たな発見や各観光地の魅力、旅行への意欲が掻き立てられる動画は必見だ

新型コロナウイルスの拡大でなかなか旅行ができなかった時期から、徐々に訪日外国人観光客数も増加。JNTOの取り組みのように、サッカーをキッカケに日本の魅力を海外に伝えることで、多くの外国人観光客が日本を訪れ、その魅力を体感してもらうことができれば、両国の絆はより深いものになるだろう。

【関連動画】
▶長谷部×マリオ・ゲッツェ対談動画「サッカーと旅」
▶フランクフルト日本ツアー(東京編)
▶フランクフルト日本ツアー(京都・大阪編)